バタバタしていて少し久しぶりになってしまいました
書きたいことは色々あったのですが…💦
6月もあっという間に最終日…今年も半分終わってしまいました。
月日が流れていくのが本当に目まぐるしい〜
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今月は2回、演奏会に行く機会がありました。
それも2夜連続〜ちょっとハードで贅沢な2日間でした
まずはチョ・ソンジンさん、サントリーホール。
もう、ただただ…素晴らしかった〜❗️
演奏会はいつも素敵な癒しの時間ですが、ソンジンさんには毎回、大きな感動を貰って帰ってきます。
今回はラヴェルとリストのプログラム。
ソンジンさんの演奏、凄いなぁと思うことが沢山あるのだけど、ひと言で…ピアノ一台での演奏とは思えない〜!と終始感じました。
音の立体感、音色の幅…まるで様々な楽器が重なりあっているかのような交響的な美しさに、ピアノってこんな色々な音が出せるんだ…と改めて。
そして手も本当に2本だけ!?みたいな笑
パワフルで、且つ重厚な美しいフォルテにも感動しました。
これでもか、という様な爆音ながら全くうるさく感じない…
ダイナミックなフォルテを出すのって、美しい弱音と同じ位難しいですよね。
腕、身体、全ての使い方が完璧なのだろうな…
音色、音楽…本当にピアノの魅力を最大限に引き出して下さるピアニストさんだなぁと今回も思いました。
それから、今回特に楽しみにしていた曲、リスト「ペトラルカのソネット104番」、期待していた甲斐がありました♪
冒頭のちょっと謎めいた部分が終わってからの穏やかな旋律…泣きたくなるような美しさ〜
この曲大好きなんです。
いつかチャレンジしてみたいなぁ
アンコールも楽しかった
他の会場で、シューマン「トロイメライ」とラヴェル「道化師の朝の歌」と聞いていたので、トロイメライまで終わった後、同じかな…次は道化師〜だ、とワクワクしていたら、まさかの英雄ポロネーズ!おぉ〜大サービス
この日は日本ツアーの最終日、ご本人も思う所があったのかな。
のびのびと弾かれていたように感じました。
ブラボー〜〜
最後には会場のほぼ全ての人なんじゃないかと思う程のスタンディングオベーション❗️
サントリーホールでこれだけの人が立ち上がって拍手する光景、初めてみました。
私も〜👏👏
素晴らしい2時間でした
🎹🎵🎹🎵🎹
そして興奮冷めやらぬ翌日夜は、横浜みなとみらいホール、黒岩航紀さんのリサイタルへ。
黒岩さんは、youtubeで動画を拝見して気になっていたピアニストさん。
一昨年のチャイコフスキー国際コンクールに参加されていたことも記憶に新しく、一度生でお聴きしてみたいと思っていました。
プログラムは…
なかなか個性的なラインナップ。
スクリャビンの幻想曲op28は、当初、幻想ソナタOp.19だったのが変更。
幻想ソナタ、好きで楽しみにしていたのだけど、幻想曲も良かった
スクリャービンは、沢山の曲を聴き込んでいないということもあると思うけど、初期の作品の方がやっぱり聴き易いなと思ってしまう私。
よく言われているように、ショパンを思わせる様な繊細な美しさ、哀愁感が好きかも…。
そして、生で聴くのは初の「イスラメイ」、これがまた凄かった!👏👏
難曲中の難曲なのは言うまでもないのですが、鮮やか過ぎるテクニックは勿論、美しさに目も耳も釘付けに…✨
この曲は、亀井聖矢くんの動画で聴いていいなぁと思っていましたが、生での黒岩さんの演奏が聴けたのは貴重でした。
自分で弾くことは一生ないけど、ピアニストさんの演奏をこれからも色々聴いてみたいなと思う1曲になりました。
レヴィツキ「魅せられたニンフ」は、初めて聴く曲。
なんて素敵な曲〜
こういう旋律の綺麗な癒される曲、大好きです
動画がありました。
福間洸太朗さんの演奏も…
黒岩さん、曲間に曲のことなど色々お話して下さるのですが、この様な隠れた素敵な曲を世に広めていきたい…というようなことを仰っていました。
「魅惑の妖精」などとも訳されるそう。
楽譜、手に入るかなぁ…💦
弾いてみたくなりました
アンコールは…ブラームス「間奏曲Op.118-2」。
やったぁ〜
今、丁度この曲を再びレッスンで見て貰っている所なのでタイムリーでした。
私が大好きな部分の聴かせ方や、中間部の前向きで情熱的な盛り上がりに、なるほど…とちょっと冷静に聴いてしまいましたが…やっぱりいい曲ですね
黒岩さん、お話もお上手で楽しいコンサートでした。
また聴きに行きたいです。
梅雨の雨やジメジメとした蒸し暑さが続きますね…ご自愛下さいませ。
お読み下さりありがとうございました