日曜日、台風が近づく中
こちらの演奏会に行ってきました〜


ジャン=マルク・ルイサダさん、
ショパンコンクールの入賞歴をお持ちと
いうことで一度生で聴いてみたいと
思っていました。

余談ですが、以前、you tubeでその1985年
のショパンコンクールを追った
ドキュメンタリー番組の録画を見つけて、
今更だったけど視聴しました。

ルイサダさんは、コンクールに2度挑戦。
1回目は緊張のあまり途中で指が動かなく
なってしまって大失敗、5年後27歳で
再挑戦し、見事5位に入賞。
「5年前は若すぎた…」と取材で答えていた
のが印象的でした。

そう考えると、優勝者の中には20歳前後の
方も多いですが…若いのに凄いですね。

…と、そんなわけで、
とりわけショパンに 期待を寄せて会場へ…

2018.9.30(日)
紀尾井ホール

プログラム

(前半)

ショパン「4つのマズルカ」op.24
シューマン「ダヴィッド同盟舞曲集」op.6

(後半)

ショパン「幻想曲」op.49

ドビュッシー
「映像」第1集
     『水の反映』『ラモーを讃えて』『運動』

 「映像」第2集
    『葉ずえを渡る鐘』
     『荒れた寺にかかる月』『金色の魚』

ショパンはマズルカから…

ルイサダさんのショパンの音色はしっかり目
というか、やや太い印象を受けましたが、
はっきりと刻まれたマズルカ特有のリズム
とメロディーラインの際立たせ方に
それが合っている感じで良かったです。

明朗で可愛いらしい2曲目(15番)
が印象的でした
   
後半で再びショパン…「幻想曲」
前半、やや硬質かなと感じていた音色が
この曲の時はそれが時々堅く聴こえて
しまったりもしたのですが…
端正な美しさを持った様な曲なので、
それがいいのかもしれませんね。
低音の響かせ方が美しかった〜
    
最後にドビュッシーの「映像」から…
「運動」が良かった。リズミカルで躍動感
が溢れる中に華やかさがありました。

「水の反映」は流石なテクニックで
サラサラ弾いていたのだけど、
好きな演奏の時に感じる、キラキラ感の
様な響きがあまり感じられなかったかも…
    
アンコール…


ルイサダさんはショパンの中でもこうした
華やかな曲調が合っているのかな。
壮麗たるワルツでしたグッド!

最後の1曲は予定外のサービス??
‘何を弾こうかなぁ〜’とでも迷ってるかの
ように楽譜をペラペラとめくり…
(演奏は全て視奏でした)

モーツァルト〜
初めての曲でしたが、これがそれまでの
音色と凄く変わって…
優しい響きが心地良かったですニコニコ

そして弾き終わると、
ピアノの蓋を自分で締めて…
『おしまい〜ウインク』のパフォーマンス!?
なかなかお茶目だわ〜爆笑

たまにクスッと笑える仕草があったり
終始リラックスした雰囲気のコンサート
でした

今日も爽やかな秋晴れです晴れ
…素敵な1日を〜