ママのイライラが笑顔にかわる
2才からのこども料理教室
「こどもカフェ」の
みほりん@村上三保子です
なんでも簡単に答えがみつかるから、
手のひらの中で、スマホが教えてくれるから。
私たちは、全てのことを
手に入れたような気持ちで、
さっと、人差し指をスワイプする。
だけど、
そんなに簡単なんかな~
なんでも、そんなにすぐに
片付くんかな~
そしたら、
どうして世の中には、
こんなにも
ノウハウやスキルが
あふれかえるのかな~
みんな簡単に物事を
どんどん解決していくなら
世の中から
どんどん「悩み」が
減ってもええんちゃうか?
どんだけでてくるねん。
「新しいダイエット法」
情報量から言うたら、
世の中の人
みんな「ガリガリ」のはず。
あれを食べたら身体にいい。
と、言われた時だけ
スーパーから、その食材が消える。
もう、みんな健康になってても
ええんちゃうか?
片付かないリビングテーブルの上に
お片付けの本が山積みに。
すっきりさせるために買った
収納グッズがあふれかえるキッチン。
時短料理がしたくて、
時短レシピを検索してるうちに
ごはんを作る時間がなくなってしまう。
私たちは、
情報を使っているのか。
情報に振り回されているのか?
考えてばかりで
感じることをすっかり忘れている。
悩める現代人は「不感症」なのです。
IHで料理すれば、夏でも涼しい♪
掃除も簡単。
だけど、子どもは火の怖さを体験できず、
IHであたためる鍋は、触っても熱くないために、
「鍋は火にかけると熱くなる」
ということを、学べない。
ケンカをする前に、親が中に入ってとめるから、
子どもたちは、どんな言葉が人を傷つけ、
どんな言葉に自分は傷つくのかを学べない。
どれくらいの力でたたいたら、相手は痛がって、
どれくらいの力で叩かれたら、自分が痛いのか。
限度を知らないまま成長する。
雨が降れば、親が傘を持って迎えに行くから
友達に一緒にいれて!とお願いすることもなく、
雨にぬれないように軒下を歩いたり、
走ってみたり・・・そんなことを考える必要もない。
料理番組で、アスパラガスの下の部分を切っていたから・・
という理由で、やわらかくて食べられる下の部分を
何の疑いもなく切る。
レシピどおりに作ったのにうまく作れないと
レシピを変えることはあっても、
自分の使っている調味料を変えることはない。
ねぇ。
みんな。
見るところ、変えてみよう。
もっと感じてみてほしい。
「学び」や「考え」にこだわる前に
もっともっと、自分の「感」を信じてほしい。
動物たちは、「育児書」がなくても、
子育て・・・・
してるよね。
このライオンのお母さんは、
どれくらいのチカラで噛んだら
子どもに傷をつけないか・・・・ということを
グーグルで調べたりはしていない(笑)
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。