目の中に入れても痛くない我が子ですが、親が自分を二の次にしてはいけません。
忘れてはならないのは親先祖への感謝の気持ちを育てることです。
若い頃の私は、ご先祖さま=おじいちゃんおばあちゃんが供養するもの…という概念しかありませんでした。
神道を学んで気づかされたことの一つは、私達がここにいるのは父母がいて、父母にもそれぞれ両親がいて…どこまでもず〜っと繋がっているから、
今があるということです。
供養するという言葉でくくるのではなく、今があるのはご先祖様がいてくれたからこそ!…と感謝すること。
このことがとっても重要なことなんです。
私は子ども達に、
『手伝いなんてしなくていいから、勉強しなさい。』
『あなたは家のことは心配しないで、自分のことだけ考えていればいいからね。』
と言いながら子育てしてきてしまいましたが、これは大きな間違いでした。
まずはお父さんお母さんを大切にすることを教え、おじいちゃんおばあちゃんをいたわり、ご先祖様に今ある自分を感謝することを教えることです。
ご先祖様をずっと辿ると、日本人は皆神様に行き着きます。
私達のご先祖様の頂点は、日本の心のふるさと…あの伊勢神宮におられる天照大神さまなんです!
すごいと思いませんか?
もちろん直系が天皇陛下であられ、ご皇室であることも忘れてはなりません。
今の日本の教育に欠けているのは、まさにこの部分だと思います。
目に見えない絆だからこそ、伝えていかなければ!と心から痛感しています。