~続き~
彼のカトクから返事があったのは、HARUがメッセージを送って約4時間後のこと。
ほんの一瞬だけ「ホッ」としました。
彼からの返信だと思っていたからです。
でも、メッセージは彼のお兄さんからでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171218/00/happy-harusan/6f/ce/j/o0664096014093122913.jpg?caw=800)
(以下、要約)
兄:夜中の○時~○時に○○近くで交通事故に遭い、この世を去りました。
HARU:お兄さんですか?返事ありがとうございます。慎んで故人のご冥福をお祈りいたします。
なんと申し上げればよいかわかりません。
12月ソウルへ行ったら彼に会いにいってもいいですか?
兄:はい、兄です。慰労のお言葉ありがとうございます。弟のために祈ってください。弟に会いたければ私に連絡をくれれば場所をご連絡します。(お兄さんの電話番号)
HARU:必ず連絡します。ありがとうございます。
明日行けるかわかりませんが、今飛行機を調べています。病院にはいつまでいらっしゃいますか?
~ここまで~
彼のカトクはメッセージの量がすごかったらしいので、この後はお兄さんに直接連絡をしました。
そしてわかったこと。。。
ㆍ3日葬だと思っていたら2日葬だった。
ㆍ彼の出棺が早朝。
ㆍ成田-仁川は出発時間も到着時間も間に合わない。
ㆍ休みの前日で飛行機が満席。
夜中の飛行機で飛べばギリギリ間に合ったかもしれないけど、この飛行機もキャンセル待ち。
結局、葬儀ㆍ出棺に参列できませんでした。
お兄さんにも「来てくれる気持ちはありがたいけど、来ない方がいいと思う。HARUの知ってる弟の姿ではない」と言われました。
あと、既に私の精神状態がまともじゃなかったんでしょうね。家族にも止められました。
他にも理由はありますが、結論としては、一人での渡韓は無理だということ。
(空席があったとして)空港へ行っても搭乗させてもらえなかったかもしれませんね…。
今まで「ちょっとそこまで」の感覚で行き来していた韓国でしたが、こんなにも遠いと感じたことはありません。
遠距離恋愛というものを痛感させられました。
行かなかったこと、行けなかったことはこの先ずっと「後悔」として残ると思います。
それでも、なんとしてでも行けばよかった…と思うのは、少し落ち着いた今だから言えることなのかもしれません。
過ぎたことなので、この「後悔」は一生背負っていくつもりです。
出棺当日。朝7時頃。
(不謹慎かもしれないけど)テレビ電話で少しだけ彼の棺を見送れたこと。
ご両親許可のもと、お兄さんがテレビ電話をくれたのです。
彼の知り合いも、ほんの数分ですがライブ放送(?)をしてくれました。
ドイツ他、各国にいる彼の知り合いに配信していたそうです。
彼の葬儀に参列できなかった事を後悔しつつ、この日は韓国の方向を向いて何度も手を合わせました。
葬儀のことや親戚・知人への連絡でお兄さんも大変なのに、外国人のHARUにも変わらず温かく接して下さり本当に嬉しかったです。
彼と生涯を共にすることはできませんでしたが、沢山愛して愛されて…彼の人生のごく一部、HARUの人生においてもほんの一部ですが、彼に出会えてよかったです。
(↑横浜でのデート)
年末に彼と会う約束をしていましたが果たすことができないので、彼が眠る場所へ行って手を合わせてきます。
お兄さんにも会ってきます。
もしかしたら、止まった時間が動き出すきっかけになるかもしれないです。
~終~
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