前回入会されたPさんは欠席。
お仲間のブラジル人4名も体験希望とのことでしたが来られませんでした。
連絡や入金が無かったそうで、スタッフは呆れ顔。
文化と言葉の壁を感じました。
代わりに、別の体験希望の女性Aさんが来られ、今回は男女2名ずつで笑いました。
Aさんは10年ほど前に、一度だけラフターヨガ体験をしたことがあるとか。
近頃、気分が沈みがちなので、「笑うといいかも」と思って笑える場を探していたそうです。
諸々の説明を10分ほどで終え、手拍子、自己紹介ラフター、表情筋トレ、横隔膜の準備体操、母音笑いでウォーミングアップ。
エクササイズは、ナマステ笑い、1M笑い、10cm笑い、牛の乳しぼり笑い、バナナ笑い、ミルクセーキ笑い…と定番ラフター。
ストーリーをイメージしながらテンポよく笑いました。
恥ずかしがったり躊躇したり、すぐに馴染めない人が多いのですが、Aさんはずっと以前からの仲間かと思えるほど違和感がありません。
気分が沈みがちな時は、明るく振る舞おうと無理をしてしまうことがあります。
すると、後でどっと疲れて、さらに気分が落ち込むという負のループにハマったりします。
自分自身の気持ちに目を向け、いたわりながら、少しずつ気分を上げていくことが大切かと思います。
初めての場所、初対面の人、初めての体験には緊張が伴います。
人によってはワクワクすることが、苦痛にしか思えない人だっています。
いつもはワクワクするけど、今は緊張の方が大きいという時だってあります。
個人差があるし、時と場合によっても違います。
勇気を振り絞って一歩を踏み出されたAさん。
初対面なのに場の空気に合わせて馴染んでくれたAさん。
もしかしたら無理をしていたのかもしれません。
幸い、Aさんから嬉しい感想をいただくことができました。
「緊張すると腹痛が起き、トイレが近くなります。
それがまた不安で、なかなか外出できませんでした。
ここへ来る前は、みんなに圧倒されて居場所が無かったらどうしようかと、不安でたまりませんでした。
でも、ここはとても居心地が良かったです。
一人では笑えないけど、今日は気分よく笑えました。
早速、入会の申し込みをしたいと思います。」
ラフターヨガクラブは全国、全世界に広がっています。
テンション高めの太陽のようなリーダーもいれば、医師や学者のようなエビデンスに基づいた論理的な指導者もいます。
出会うクラブやリーダー&ティーチャーとは、深いご縁があるのかもしれません。
ご縁があっても相性が合わないと感じたら、自分に合うクラブを探してほしいと切に祈っています。
相性が合わないことを理由に、笑うことを諦めないでください。
因みに、私はテンション低め。
元気に笑いたい人には物足りないかもしれません(笑)