30度超えの夏日だった前日から一転、最高気温20度ほどの雨脚の強い一日。
道路は渋滞し、電車のダイヤが乱れたため開始時間には揃わず。
全員が揃うまで、近況報告を交えた自己紹介ラフターをして待ちました。
普段からネガティブ発言の多いMさんは、声が小さく、表情は能面のよう。
今回もどんよりした雰囲気を醸し出していました。
受講開始から7,8年経つのですが、一向に変わらないMさん。
そんな姿を目の当たりにすると、私の力不足が原因のように思えて気が滅入ります。
「暗い天気の日は気分が沈みますよね。天気に左右されないよう、元気に笑いましょう。」
とひと声かけてホホハハダンス。
母音笑い、ナマステ笑い、二重握手笑いと続けていくうちに、Mさんの動きにも変化が。
「コロナでスキンシップが無かったから、手を触れただけで新鮮!!」
と嬉しそうな声が響き渡ります。
その後も、ブランコ笑い、スカイダイビング笑い、と手をつなぐエクササイズを続けると、皆さん満面の笑み。
傘を放り出し、雨に打たれながら天を仰いで笑うエクササイズをする頃には、笑い声も大音量。
濡れて身体にまとわりついた服。
ボディのラインがくっきりと現れる。
そんな想像をしながらお互いを指さして笑い合い。
さらに、水たまりにジャバジャバ入ったり、水をかけ合ったり、泥にまみれて転げまわったりして思う存分遊びました。
想像でしかできない遊び。
子どもの頃、やってみたかったけど実際にはできなかった遊び。
「服が汚れる」
「親に叱られる」
「風邪をひく」
さまざまな理由から、やりたくてもできなかったことは、他にもたくさんありました。
でも、ラフターヨガでは、そういう願いが叶うのです。
たとえフリだとしても、頭の中で想像しているのと、実際に動いてみるのとでは大違いです。
クールダウンには、脳トレがてら手指体操、手遊び歌、そしてシンクロブレス。
ラフターヨガの醍醐味のひとつであるスキンシップ。
これからはぼちぼち取り入れていきたいです。