コロナ感染が取り沙汰されるようになってすぐに、リアルラフターヨガ禁止のお触れが出されました。
戸外で感染対策を取った上で行うか、リモートでの実施を進める内容でした。
しかしカルチャーセンターは3か月間休講の後に再開、講師にも開講の要請があり、苦渋の決断を迫られました。
そこで講座名を変更し、講義中心で開講することにしました。
すぐに浮かんだ講座名は″笑いの道(わらいのみち)″
なぜなら、″道″は、私にとって特別な言葉だから。
思い通りにならない自分の心。
心のコントロールが、私にとっては人生のテーマです。
それはヨガの本来の目的ともリンクします。
目指すのは、どんな時も笑顔と感謝を忘れないでいられる″絶対的幸福″の境地です。
ラフターヨガは、そこに至る方法と知恵を授けてくれます。
日本的(元は中国)に言い換えれば″道″と言ってもいいです。
真理や悟りなど抽象的な表現は難しく感じる人が多いのですが、″道″は日本人に馴染みやすい気がします。
″道″と言っても色んな解釈があって、ここで私の言う″道″とは、歩む道や方向性のようなニュアンスとは少し異なります。
武道や華道、茶道のようなイメージで、″奥義″″極意″といった種類の道を指します。
華道、剣道、仏道に携わってきた私には、とても心惹かれる言葉です。
違和感を抱えて模索していた時期、この言葉に出会わせてくれたのが、杉本あきほさん(ヤッターさん)でした。
ラフターヨガは″極笑道″という言葉に大変感銘を受けました。
ヤッターさんのセミナーに参加したりメルマガを読んだりするたびに目からウロコが落ち、ヤッターさん語録を作るほどでした。
私の頭の中にあった漠然とした思いが言語化され、文章化され、目に見える形にしてくれたのです。
それはそれは胸のすく思いがしたものです。
″ラフターヨガの笑いは、面白さの笑いではなく、喜びと感謝の笑い″
この一文は、講座の紹介文にも使わせていただきました。
ヤッターさんのおかげで胸のつかえが取れ、自分の考えに自信が持てるようになりました。
ラフターヨガを″人のために行う″のか″自分のために行う″のかの違いというより、″道″を説くか″健康効果″を説くかの違いかなと気づくこともできました。
ヤッターさんの許可を得て、″極笑道″を掲載させていただきます。
極笑道
″自笑力″はラフターヨガの最大の効果
笑顔でいられる力をつける
ギャグやユーモアは人を傷つけることもある
偶然の笑いに頼っていては笑う回数が少ない
誰でも、いつでも、どこでも、
誰も傷つけないで笑う
クラブは笑いの練習の場
日常を笑顔で過ごすことが目的
あなたが笑顔で過ごすだけで、
たくさんの人を幸せにできる
あなたが変われば世界は変わる
今日、笑顔で仕事をしたか
笑顔であいさつしたか
笑顔でお金を払ったか
トイレのおばさんに
笑顔で「ありがとう」と言ったか
ラフターヨガは極笑道
(杉本あきほ@ヤッター)