やわらかくふわっとしていながら、もっちりした食感のシフォンケーキを作りながら、どんなお菓子作りの中ででも役に立つメレンゲの作り方をマスターしましょう。 


洋菓子の基礎テクニックであるメレンゲですが、メレンゲを使うお菓子では、立てたメレンゲの状態で仕上がりに雲泥の差が出てしまいます。


 今回は生地なじみが良く、オールマイティに使えるメレンゲテクニックを、シフォンケーキ作りを通してお伝えします。 


作っていくシフォンは、小豆入りの抹茶シフォンです。 
ベースとなっている、カスタード風味(プレーン)のレシピも同時にお伝えします。 

メレンゲには3種類あります。 
一つはイタリアンメレンゲ。120℃程度に熱したシロップを加えながら泡立てていくので卵白の殺菌にも有効です。ムースなどの生菓子に使用されます。 

もう一つは、スイスメレンゲ。湯煎にかけながら立てていく方法です。 

そして一番よく知られている、フレンチメレンゲ。熱は使わず、生の卵白にお砂糖を加えながら泡立てていくメレンゲです。 
今回お伝えするのは、このメレンゲの作り方です。伸びが良く弾力があるメレンゲを作るには、お砂糖入れるタイミングとメレンゲの状態を見極めるスキルが必要です。そのスキルを是非身につけて、まずは最高のシフォンケーキを焼いてみましょう。