19巻発売から4ヶ月、二月の勝者20巻が2/7に発売されました。

とりあえず、定型文を入れておきます(笑)。

以下ネタバレあり。
単行本の内容を知りたくない方、受験の傷が癒えていない方は、お読みにならないでください。



*ネタバレ注意!!

*あくまで個人の感想です



20巻は、繰り上げ合格の話をメインにしつつ、毛利君のOKチャレンジや公立中高一貫のお話が入っています。20巻の表紙は桜花ゼミナールの生徒の群像ですが、その中で顔を上げて前を見る、今川さんの凛々しい表情がとても眩しいです。表紙の今川さんを見る為だけでも、20巻を買う価値があります(笑)。

直江さんと柴田さん
桜花ゼミナールで偶然遭遇し、手に持っていた「合格短冊」から、互いの合格校を知る、そして互いに女子学院は不合格だったことも分かってしまう、という場面を、直江さんと柴田さんの表情の機微を丁寧に描いているのがとても印象的でした。また、桜花ゼミナールの校舎に入る前に、直江さんが「女優」たらんとする場面も。

ちなみにこれが男子だと、
 お前どうだった?
 落ちた
 あ、俺も
と直球での受け答えだったりします(笑)。父親同士も同じです(笑)。マンガにすると1〜2コマで終わります。

OKな毛利君母
出産から苦節12年、OK小学部の不合格から6年、OK系列に入る為に様々な辛苦を味わった毛利君のお母さんに、ようやく朗報がもたらされます。こういう「家業」がある家は大変だな、と思います。
マンガでわずか2ページ程度の領域に「お母さんの苦節12年」「関係者のクソっぷり」が見事に表現されているところが、このマンガの作者:高瀬氏の凄さと申しましょうか(笑)。



これ以上感想を書くと、いらんことを書きそうなので、今回の感想文はこれでやめておきます。