18巻発売から4ヶ月、二月の勝者19巻が本日発売です!!

とりあえず、定型文を入れておきます(笑)。

以下ネタバレあり。
単行本の内容を知りたくない方は、お読みにならないでください。



*ネタバレ注意!!

*あくまで個人の感想です



19巻は、男子御三家の合格発表のある2月3日から、2月5日までが舞台です。

ダースベイダー加藤
17巻でシスの暗卿:木先生により「フォースの暗黒面」に導かれた加藤君が、「暗黒のフォース」を活用し東央に復讐を果たす、感動の物語です。

“I can feel your anger. It gives you focus, makes you stronger.”

出典

Star Wars: Episode III  (2005)


・・・冗談はさておき。
怒りや憎しみで、強くなれるのは本当です。試験の本番でも準備でも。怒りや憎しみは「これくらいでいいや」とか「もう無理」とか、そんな怠惰な心を一蹴する強さを与えてくれます(経験者談)。


今川さんと原君と
母親の見栄え重視の受験戦略で勝算なき特攻を強いられる今川さん、母親主導で受験が自分事ではなかった原君が、最後の最後で覚醒します。特に原君・・・

ぼくが、受けられる学校って、もうないんですか!?
ほんとうに、ぼくは、今日で最後なんですか?

(中略)

合格…したいです…

第165講「二月の発露」より引用

原君の鬼気迫る一連の発言は、「バスケがしたいです……」を越えるインパクトがあります。

「復活のまるみ」「前田さんのリベンジマッチ」もそうですが、総じて「最後は精神力」ということを教えてくれる19巻のように思いました。
そして、最後は合格して受験を終わりたい、ということが伝わってくる19巻でもあると思います。



ちなみに、男子御三家の合格発表があった19巻でもありますが、これについては感想を書く気がしません(苦笑)。
巻末に次巻(20巻)の予告がありますが、そのテーマが「追加合格」なので、18〜19巻の御三家の合格発表はどうでもよかったんかい?という感じです。
まあ現実に追加合格があってそこにドラマがあるのでしょうが、マンガ的には「死んだ主人公の親友が次の巻では死んでなかった」並みに「あ〜そうですか〜」という感じです(苦笑)。