昨日から算数(数学?)の話が続いていますが、今日は今話題(?)の「場合の数」について(笑)。


昨日書いた「N進法」や「場合の数」は「ガラパゴス算数」と異なり、少なくとも大学入試までお付き合いが続きます。先々を考えると「分かんなくてもOK」と言えないのがつらいところです。まあ、中学生、高校生の脳みそで考えた方が、理解しやすいのは間違いないのですが。


そんなわけで、あとあとまで役に立つ「場合の数」、N進法よりは小学生にもまだ理解できるので、せっかくだから今のうちに理解しましょう、と子供に言っているのですが…


こんなんクソ問や!


という叫び声が聞こえてきます(笑)。所詮小学生向け、そんなに難しいこともあるまい、と思って問題を覗いてみたのですが、


難しいわけじゃない!

面倒で手間かかるんじゃ!


というのが、自分の感想です(笑)。

芸のないやり方でゴリ押しするしかない問題とか、ただただ手間だけかかる問題とか、クソ問と叫びたくなる気持ちもわかりました(笑)。


されど、出題者の立場を考えると、仕方のない面もあります。問題文から抽象的なモデルを考え演算するという数学スタイルにすると、抽象的思考力が発達半ばの小学生を置き去りにする問題になるので、入試ではなかなかやりにくいのでしょう。

しかし、難易度が低い問題でもまずい。そうすると、具体的でこねくり回した設定で手間ばかりかかる、そういうクソ問を嫌でも作るはめになります。


そんなわけで、出題者に同情しつつ、クソ問と叫びながらで良いので、開き直って「書き出し」をしましょうか(笑)。