N美の母親からの電話のその後の後 | ともたろすのブログ

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婚活中です。自身の備忘録として日々書いています。

 N美の母親からの電話の後、N美を呼び出した。それは、この前の電話の真意、それと今後について話し合うためだ。会うまでの期間、いろんな人の意見を聞いたが、「結婚はやめたほうがいい」という人が100%だった。ネットでも調べたが、「親から自立していない女性との結婚は難しい」とか「一卵性親子」「共依存関係」等々ネガティブ記事が大量に出てきてしまい、非常に不安になった。

 

彼女に会うまで、「このまま進むか」それとも「婚約破棄」に向かうか半々だった。N美が私と自分の両親とどちらの側に立つのかというのが、肝だった。私を優先してくれるなら、このまま進めるかもしれない。だが、自身の両親を優先するなら結婚は難しい。すでに私はN美の親がムチャクチャ嫌いになっていた。

 

格式高いホテルのラウンジで待ち合わせ、お茶を飲みながら話した。

 

とも:あのさ、あなたのお母さんからの電話なんだけどさ、どういう状況であんなことになったの?結婚費用に関してさ、俺、そんなにおかしなこと言ってないと思うんだけど・・

N:迷惑かけてごめんね。お母さんが暴走して止められなかったんだ。私は生活費は折半で構わないと思ってるよ。

とも:うん・・費用負担とかはもはやどうでも良くて、要は当事者が話し合って決めるべき事柄に、親が乗り込んできて自分の意見を押し付けて

きたっていうのが、大問題なんだよ。ましてさ、自分の娘にじゃなくて俺に直接文句をいってきたっていうことが信じられないんだ。例えばさ、俺の親がN美に直接電話かけてきて、文句言ってきたら・・嫌だなって思わない?

N:・・嫌だなって思う

とも:現場にお父さんはいたの?

N:お父さんはいなかった

とも:お母さんが暴走して、それを止める人がいなかったってこと?

N:うん、気が付いたらともさんに電話してた

とも:・・・・・ N美はさ、俺とN美の両親の意見が違ったときにどっちの味方になるの?

N:当然、ともさんを優先する。じゃなかったら、結婚する意味がないと思う。ずっと実家にいればいいと思う。

 

※N美は1人娘でずっと実家暮らし

 

とも:その言葉を信じていいの?俺は婚約破棄も辞さないというつもりなんだけど。

N:お母さんは私が止める。迷惑はかけない。信じて。

とも:・・・じゃあ、今回だけは許します。次回同じことがあったら、もうすべて白紙にするから覚えといて。

あと、あなたのお母さんと直接のやりとりは今後は一切しません。俺、かなり傷ついたよ。

N:うん・・ごめんね。

とも:じゃあ、このまま進みましょう。よろしくね。

N:うん

 

彼女の態度次第で、もう今日で終わるんじゃないかと思っていたので、終わらずに済んで安堵した。そして

安心からか私はぽろぽろと泣き出してしまった。その姿を見てN美もぽろぽろと泣いた。

 

ひとまず最大の危機は乗り越えた。ただ、「母親が暴走して、止まられなかった」「気が付いたらともさんに

電話していたんだ」というのは違和感を感じた。N美は私にラインをよこしたよね?「お母さんが話したいことがある

って言ってる」「厳しいこと言われちゃうかもしれない」「傷ついちゃった?ゆっくり休んでね」等々

 

暴走して止められなかったっていうのは違うんじゃないかな?むしろ、「いいぞ!お母さん、もっとやれ!!」

と後ろで応援していたんじゃないだろうか?そのほうがしっくりくる。

 

まぁ、N美を信じるしかないだろう。「文句の電話一本でさようなら」じゃ、あまりに短気すぎる。

 

その時はそう思った。