母は子供の頃から裁縫が好きで
中学生の時にミシンを買ってもらった
そうです。
当時は足踏みタイプのもので
木製の台にこのミシンが乗っていました。
私が小学校低学年の頃まで
その足踏みミシンでした。

小さい頃私が着ていた服のほとんどは
母のお手製が多く
よくまち針がたくさん付いた布を
そうっと着させられて
母がサイズを合わせていたのを
今でもよく覚えています。

私は3段になっている
フリフリのスカートをよく作って
もらっていて、薄いピンクの
セットアップは特にお気に入りでした。
薄いピンクが白に近くなるまで
着ていたなぁニコニコ

小学4年生の時に
引っ越しをきっかけに
足踏みミシンは電動に換えてもらい
コンパクトになりました。

その後、アメリカの高校に在学中に
Creative Clothingという
服を作る授業を履修していて
ブラスチック製の現代的なミシンに
憧れ、色々と機能が付いたミシンを
自分用に買ってもらいましたが
そのミシンは10年持たずに
壊れてしまいました。

この鉄製のミシンは昔のミシンなので
直線縫いしかできません。
でも、60年以上いまだに現役です!
これまでゴムの交換ぐらいで
壊れたことはありません。
そう考えると昔の機械って
すごいなって思います。

今、実家に帰省中なので
アイロン台のカバーや
買い物袋などいくつか作るために
このミシンを使っています。

母はもうそろそろ買い換えようかな
と言っていますが、
私としてはまだまだこの
レトロなミシンを使っていきたいな
と思っています。