おはようございます。
蒲郡市のイオン整体きゅあるの整体師の嫁
きゅあ子です。



ツバメの子育ての季節になりましたね。
あちらこちらでツバメを目にします。



ツバメを見ると
中学生の時漢文の授業で習った


漢詩の1小節
「燕々汝悲しむことなかれ
なんじまさに自ら思い返すべし」
を思い出します。





この部分しか覚えてないですが
詩全体としては「親の心子知らず。」
を表現したものだったと思います。







大変ウル覚えだったため
どんな詩だったか
調べるのにかなり時間がかかりました。





この詩は
唐の中期の詩人白居易(はくきょい)の
「燕詩」でした。









梁の上につがいの燕がいた雄と雌
仲良く飛び回っている


たるきの間に巣を作り、
4羽の雛が生まれた


4羽は日に日に成長し、
えさを求める声が絶えない


えさの青虫を捕えるのは大変だが、
子供達は満腹になることがない


 親の嘴(くちばし)や爪は疲弊し切っているが

その精神は疲れを知らない






短い間に何度も行き来するが

それでもなお子供達の飢えを心配する






30日の過酷なえさ探しの日々の後 

母は痩せ

雛たちはようやく太ってきた






親鳥はチュンチュンと言葉を教え

一羽一羽 羽根をつくろってやる



ある朝、子供達の羽根ができる

庭の木の枝に4羽を引き上げてやると



子供達は羽根をはばたかせ振り返ることもく  風に乗って四方に飛んで行った




親鳥夫婦は飛んで鳴き叫び

声が尽きるまで呼ぶが

子供達は帰らない





誰もいない巣に戻り

親鳥は終夜嘆き悲しむ





燕よ燕  





悲しんではいけない  





思い返せ
お前が雛だった日のことを  




母に背を向けて

高く飛び立ったときのことを思い返せ




当時の父母の気持ちが今ならよく分るだろう






こんな素晴らしい詩でした。



中学生のきゅあ子には

到底分かるはずもない詩。







今、

きゅあ子の坊やも飛び立とうとしています。


もう一人の坊やは

すでに飛び立ってしまいました。





きゅあ子の心はまだ



誰もいない巣に戻り

親鳥は終夜嘆き悲しむ」



から抜け出せません。







きゅあ子は悲しみに支配されやすいので

やめようと頑張っています。






悲しみは肺、肺の肩代わりは皮膚や髪です。

だから白髪が多いのかなぁ?








親の立場になって初めて分かる。

私もきっとこんなに愛されていた。

ありがとう。




愛は永遠に

そのエネルギーは消えない。









今日もどうもありがとうございました。

すべての善きことが雪崩のように起きますように。