(1)アセスメントを考える。
ケアマネにおけるアセスメントというのは、テキトーにやれば良いってものでは無い。基本情報9項目(基本情報・生活状況・利用者の被保険者情報・現在利用しているサービスの状況・障害高齢者の日常生活度・認知症である高齢者の日常生活自立度・主訴・認定情報・課題分析理由)と、課題分析に関する項目14項目(健康状態・ADL・IADL・認知・コミュニケーション能力・社会とのかかわり・排尿排便・褥瘡・口腔衛生・食事摂取・問題行動・介護力・居住環境・特別な状況)をチェックしなければならず、これが漏れると減産となる。
こうしたアセスメントをもとにケアプランを作成し、月々のモニタリングを経て、月の計画作成になる。いわゆるPDCA(Plan・Do・Check・Action)サイクルというもので、再計画を作るために再度アセスメントを行う「リアセスメント」というものである。
それでリアセスメントを行うにあたり、2019年ころから専用のシートの活用が推奨された。これが「リアセスメントシート」である。
個人的には全く使っていない。それはその後に語るとする。
(2)「リアセスメントシートは使い物にならない」証拠
さてこのシートだがこのようなものである。
リアセスメントシート(https://cmat.jp/assets/files/kobetsu_reassessment.pdf)
それでなぜ私が使わないかと言えば面倒だし、なくても良いからである。先に挙げたアセスメント項目をさらに細かく、問題(困りごと)、意向・意見・判断、背勝全般で見直す課題と横串を指し、細かく記入するというものである。
それで課題を整理してどうのこうのというのだけれど、とりあえずそこまでしなくてもケアプランの文章にはなる。文章にはなるという事は、書類として整理できているという事なので、別に拘ることは無いというのが意見である。
しかし、頭に来るのはこういう面倒くさいひな型を作る側である。ハッキリ言って大して役に立たない、更に面倒なものを作っておいて「これを使わないのはケアマネの意識の問題」だのと抜かす。
そうやってケアマネを煽った挙句、東京都以外では誰も知らないという事態になっている。もしこれが本当に優れているものであれば、7年たった今では全国どこでも使っている事だろう。これが「リアセスメントシートは使い物にならない」証拠だと思う。
(3)意識が低いと思われてもどうでも良い。
面倒くさい、効率の悪いものを使う事程ケアマネの意識が高いと思われること自体が問題だ。そもそもケアマネに意思はあるのか?と言いたくなるくらいである。
ちなみにこれは研修では使う。自治体の行うケアプラン点検でも使う。
日常的に使わないものを研修では使うということ自体、仕事の実態とかけ離れているということである。もし本当に周知するのであれば、運営基準に入れるべきことなのだ。
それをしないという事は事業所の任意という事だ。
ハッキリ言えば意識が低いと思われてもどうでも良い。運営指導で返金にならなければ良い。私はそういうことを声高に言うケアマネである。
