新人おじさん介護士はもてあます? | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

(1)おじさんのイメージとは

この話が本当かフィクションかは分からないが、さもありなんの話だと思う。以前はパソコン導入の頃に、マウスの使い方ひとつわからないおじさんがパソコン教室の講師にキレるという話もあったり、要するにはおじさんというのは旧態依然の存在で、新しいものを受け入れられない、頭でっかちの使えない奴、というイメージをそのまま映しているようにも思う。

 

ただ私の感覚では、自分で会社を立ち上げて介護の仕事に飛び込む場合の方が目立ち、それは介護への想いというものは尊いものだと思う。だから雇われて介護の仕事に飛び込む場合とはちょっと違うのかもしれないが、この記事にあるおじさんも職場の違和感を感じていたことだろうと思う。

 

当たり前だが、何十年も働いた環境と違う所に飛び込むのだ。ましてや上司が年下の女性ともなれば、そんなことは今まで経験したことも無い。その女性を見て、前の職場の誰かを思い返したかもしれない。前の職場だったら、自分の部下だった。何でこんな奴にあれこれ指示されなければいけないんだ、という思いはあったはずだ。

 

それはプライドと言ってしまえば片付いてしまうが、逆に言えばそれだけ前職に欠けてきた証とも言える。しがみついていたと言えるかもしれないが、それでも頑張って来た男が放り出されたのだ。

 

(2)某格闘技のOBで作ったデイサービスから見る事例

私の自治体で、某格闘技を引退した人がデイサービスを立ち上げた。そして10年以上たった今も続いているし、たまにテレビで取り上げられたりもする。

 

全員がそうでは無いだろうが、プロスポーツ選手というのはプライドが高い。そのデイサービスの格闘技OBもそういう人が多い。言葉の節々にそういうものがチラつく。だからよく言われるのは、余程でないと一般社会に馴染まない。そこのデイサービスも、いくつかの企業や飲食店で失敗した人もいる。

 

それでも管理者や社長が真面目に仕事に取り組んでいる。その姿は兄弟子の姿そのものなのだろう。だからはた目からはうまくいっているように見えるし、何よりも格闘技をやっていた人だから力はある。地域で頼りになるデイサービスになっていると思う。

 

おそらくこの記事のおじさんは、介護の現場というより事務仕事の方があっているのだろう。ポロシャツを着て走り回るより、背広を着て書類に目を通す方が性に合っているのだろう。そういう過去や思いを捨てて、介護の道に飛び込んできたというのは分かる。しかしその決心を後悔する時はある。

 

だからこのおじさんには自分と同じような境遇でも頑張っている上司でないと教育は難しい。これはこの女性の上司が悪いわけでは無いが、残念ながらこのおじさんを指導できる力が無いと言わざるを得ない。

 

(3)でもしか介護

今は定年まで勤めあげるのが当たり前でもなく、ましてや65歳まで、もしくはそれ以上でも働かなくてはならない時代だ。同じ仕事を続けられれば良いが、そうとも限らず新しい環境に飛び込まざるを得ない場合もある。

 

そんな時介護というのは選択肢になるかもしれないが「介護でも」「介護しか」仕事がない「でもしか介護」という人はこれからも生まれてくるのだろう。

 

こういう人を教育できるような人材育成もこれからの課題なのかもしれない。