ケアマネとして何歳まで出来るか? | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

(1)仕事の一区切りを

私は今55歳。来年度末で居宅介護支援事業所の管理者要件になった主任ケアマネの資格を取るつもりは無いから、我が社でのケアマネ業務は一旦終了となる。その後については全くの未定で、どこかの事業所に潜り込んで仕事をするか、将又全く違う仕事をするか、全く分からない。更に言えば、この要件自体がどうなるかも分からない。いすれにしても全く未定の状態だ。

 

他の収入があるからどうしても仕事をしなくてはならない状態ではない。

 

だから私にとってケアマネという仕事はライフワークであり、損得勘定や利害関係などの人間関係の煩わしさやらの面倒くささを耐えながらするものでもないという事である。

 

(2)件数は持てるだけ持ちたいと思う。

もし居宅介護支援事業所の管理者要件から主任ケアマネが外れたとするならば何件持つか、となれば「その時の持てるだけ」という事になるのだろうと思う。

 

管理者要件に主任ケアマネがなった事で、随分依頼を断ったと思う。それは終わりが見えている状態で引継ぎが大変だという理由が一番だし、何よりも中途半端で終わるのは個人的に好きではない。

 

だから今のままで続けられるのであればそのまま続けたいと思うし、何歳まで続けるかと言えば、おそらく相当年齢が行くまで続けるだろう。少なくとも60歳代で終わるということは無い。自転車の乗れる限り続けられると思う。

 

そう考えると、個人事業としてのケアマネが集まった合同事業所みたいな形だったら続けられるのかなと思う。就業規則などは各会社のやり方で良いし、自分がやりたい範囲での仕事という事で良いと思う。

 

そんなビジネスモデルがあれば乗りたいが、おそらくそんな事にはならないだろうから、来年で終了という事を前提に未来を考えようとは思っている。

 

(3)人は自分の為だけに生きていけるほど強くない

勿論、未練が無いわけでは無い。

 

というのも33歳で起業して、曲がりなりにも20年以上会社を存続させてきたという自負がある。そしてそれは介護事業というものがあったからこそできたもので、更に言えばこの仕事をするがゆえにであった沢山の人がいて、そういう人に支えられてきたという感謝の思いは強い。

 

だからこそ、ケアマネを辞めるという事については残念であるが、制度がそのようになるという事であり、私がそれに従わないという事であれば去るしかないのである。

 

そして仕事が減るという事は、それだけ頼られる事も少なくなったという事かなとも思う。それでも今いる利用者や家族には全力で向き合っているし、その位の力を注がないと捌ききれないという見方もあるだろう。

 

介護というのはそれだけ一般の人にとっては難題である。だからこそそこに寄り添い解決方法を提案するというケアマネの仕事は、神業に近いものを感じる人もいるようだ。

 

人は自分の為だけに生きていけるほど強くない。人の為に生きていける人ほど強くなれるとも思う。

 

そういう意味でも介護の仕事をしたことで自分は成長できたと思うし、この仕事に悔いはない。だからいつ辞めても良いし、いつかはその日が来るのだけど、もう少し頑張ろうかなとは思う。