(1)1980年代の青春ソング
「ANOTHER SUMMER」直訳すると「もう一つの夏」
このアルバムが出たのが1985年。私が中学3年生の時である。このアルバムで有名な曲は「二人の夏物語」杉山清貴氏がソロになった後でも代表的な曲である。
個人的には「最後のHolly Night」が好きだが、やはり好きな歌手というのは夏も冬も関係ない。
この頃の「夏の曲」というと青春真っただ中で、明るいポップ調の曲が記憶に残る。(ちょっと調べてみればわかるが)
と同時に夏の終わりを歌う歌も、例えば「夏の終わりのハーモニー」なんかは今でもそれなりの年代の方の定番であろう。
それは良いとして、私が選んだ「遠い瞳」
「絶対コレ!」という事ではないが、毎年何となく聞きたくなる夏の歌である。特に車窓を流れる景色を見ながら聞くのが良い。
(2)カップルの心の動き、本音
「風が強い防波堤では ためらわず聞けるから」
の歌いだしで始まるこの歌。
僕は彼女の事が大好きで
でも彼女は何となく違和感を感じている。
このカップルは結婚の話をしたのだろうか。
男の責任か、現実を語りだす僕に彼女はついていけなかったか。
おそらく彼女は夢の話は分からない。
でも、夢に夢中になっている僕が好きだったのだろう。
でも結婚すると現実を見なければならない。
自分の為に夢を捨てるのは彼女の本意ではないし、夢を語り続ける僕でいて欲しい。
でもそうじゃない。
夢が形を変えただけだ。
未来は明るいんだ。
(3)憧れ
多分、私が憧れたシチュエーションなのだと思う。
叶うことは無いかもしれないが、海を眺めながら恋人に夢を語って見たいものだ。
夜景を見ながらでもいい。
そんな事をできる青春時代。