ケアマネが利用者の通院に同行するという事、よくある話ではあったが、今まではダメであった。
これは実際に会った話。
引継ぎの時に「この利用者は通院も同行しています。出来ないのは分かっていましたが、少しの期間だったのでやってました」というもの。
さっそく役所に確認。この時の回答が「病院に連れて行くのはヘルパーの業務であり、一緒に診察に入って話を聞くのはケアマネの業務」と言われた。(随分前の話だが)
そこで引継ぎの場面でそのことを言う。
利用者は「今までのケアマネは何でもタダでやってくれたからよかったんだけどね」と平然と言ってのけた。
こういうケースは山とあったと思う。
利用者の診察に同席し、医師の話を聞くのはケアマネの業務としては当然だと思うし、医療連携という面からも必要なことだとは思う。
しかし、今までの解釈で考えればケアマネが車いすを押すなどのマンパワーとして働くのはいかがなものかとは思う。
もしけがをさせたらどう責任取るんだろう。
保険でカバーできるのかな。
それで通院時情報連携加算とうものが2021年に出来、今までタダで行っていたものが月50単位ではあるが算定されるようになった。
だからと言って訪問介護が通院同行をケアマネに押し付けてくるということは無いだろうけど。
それと算定件数が減ったという話
単純に面倒くさいんじゃないの?と思う。
たかだか50単位をもらうために書類の整備を大袈裟に考えて、そんな事で実地指導で目を付けられるのであればいらねーや、ってことじゃないかな。
実は結構冷え切っている介護の現場。