歴史ドラマは必ずしも正しいというわけではない。
そして、研究の如何によっては今は事実と思われていることが将来も事実であると言うわけではない。
それでは見せてはいけないとまで言い切れるかと言えばそうではないと思う。興味を抱く、という点ではドラマの役割は一定ある。
私事で言えば、記憶に残っているのが「草燃える」
源頼朝の話である。
母方の実家が藤沢であり、鎌倉はよく行ったので尚更記憶にあるのだろう。
当時の大河ドラマだから奇をてらったような事はなかったと思う。しかし内容はほとんど覚えていないし、他に読んだ本とか学んだことの記憶の方がはるかに大きい。
しかし、記憶にあるのは「腰越状」
江ノ電の駅にも「腰越」という駅があり、そこがばっちりはまった事。
後は「鶴岡八幡宮」
とにかく鎌倉の駅から歩く。子供の足ではちょっときつい。
そんな記憶があり、興味がわいたというより身近に感じていたんだろうと思う。
ドラマの役割はその程度で良い。
これを機会にご当地に足を運ぶだけでも色々と意味はある。