私が高校生だったころ。
進学は大学しかないと思っていた。
ところが専門学校からパンフレットが送られてきて
そんな学校もあるのかと思ったものだ。
丁度、社会福祉士や介護福祉士といった国家資格が登場するかという時代。
私は大学に進学したが
現場に出てみれば専門卒の人もたくさんいる。
やはりブームに乗って
沢山の生徒を抱えていた時期もあったが
当然のごとく
下火になっていると聞いたのは随分前からである。
中には介護の仕事をしたいという子供に
頼むからやめてくれという親がいたとか
介護という仕事が
望まない仕事になってから
話も聞かなくなったような気がする。
先日ブログで
とある大学の先生が「人材サービスに依存しすぎる介護事業者は経営の資質がないのでは?」という記事に対するものを書いたが
おそらく
どんな業界希望者でも変な奴はいて
それでも競争で落とされて
結果、まともな人間で構成される。
つまり、ある程度のパイがないと
変な奴を雇わざるを得ない状況は絶対出てくる。
人としての常識(挨拶とかのレベルの話)は
後々教えても理解させるのは難しい。
特にこの業界は利用者に感謝されることも多く
「ありがとうございました」と頭を下げられれば
自分が偉くなったと勘違いして有頂天になるバカもいる。
そうした働く側の勘違い
労働条件の悪さ
良いことない!と見切りをつける、もしくは最初からの偏見があって当たり前。
そうした悪い面に目を向けない限り
この問題は終わらないと思う。
あ、あと不況になって
完全失業率が10%くらいになれば
やる人増えるかもね。
これは嫌味です。