「ケアプランから配食サービスの紹介まで幅広い業務を担うケアマネジャーですが、その選択にも注意が必要です。本来、誰にも忖度することなく患者さん本人の意思に従い、家族の負担を軽減するのにふさわしい介護環境を整えるべき存在ですが、その90%が施設や医療機関併設の居宅介護支援事業所になっています。簡単に言えば、『ひも付き』の仕事をしている介護の調整役の人が現実には多いということです」
居宅介護支援事業所はほとんどが赤字経営で行ってきた。同じ法人の行う他の事業で収支を取っていた。
では、なぜ赤字事業である居宅介護支援事業所を経営するのか?
答えは単純。
自分の所へお客さんを呼び込む営業マンとしての役割だからだ。
「経営者サイドの求める介護と現場で必要とする介護との葛藤に苦しむケアマネジャーの話もよく聞きます。本来は、自宅でヘルパーや訪問看護を導入することで家族もできるだけ一緒の時間を過ごしたいと思っていても、自前の介護施設があったり、デイサービスを持っていると、そこに所属するケアマネジャーは家族の希望より、組織の利益を優先した『介護選択』をしてしまうことも実際にはあるのです。」
では、聞こう。
人事評価として
10人利用者がいて
自分の所のデイサービスとかに10人呼び込めたケアマネと
1人しか呼び込めないケアマネだったら
どちらの方が評価が高くなるか?
当然、自社の利益に貢献する方が高くなるのは当たり前。
それが営利企業である。
つまり
居宅介護支援事業は
私のような独立型か
併設でもよいが、自社のサービス以外を利用する場合くらいしか本来の目的は果たせない。
でも、これを言うとメチャクチャ怒られる。
それで、研修とか言ってつまんない話を聞かされる。
まあ、私のブログは特に影響もないと思うから好き勝手に言うが
組織に属しているケアマネは大変だろうな。
ケアマネ憲章だったか、「自社の利益よりも利用者の利益を優先して・・・」という下りがあるが、ちゃんちゃらおかしい話だ。
それを真に受けてさっきのような評価がされても、誰も助けてはくれない。
偉そうに研修で話す人は
それはとんでもない会社ですね、の一言で終わってしまう。
いくら制度でも会社の評価までは口が出せないのです。
まあ、好き勝手なケアマネの独り言です。
人に気を使わないって、生き生きできるものですよ。
