財務省は何とかしてケアマネの自己負担を導入したいらしい。
なぜ、ケアマネは自己負担がない制度だったのか?
それが今頃なぜ?
では、ケアマネに自己負担が導入されたらどうなるか?
これまで信じていたケアマネ業務の意義は?
これからどのように接し方が変わるか?
もし自己負担導入反対の立場をとるのであれば
ケアマネの皆さんはどうやって行動するだろう?
介護事業者の人と話すと
「政治家が分かっていない」
「行政が分かっていない」
「一回、仕事を体験してみればいい」
などと愚痴をよく聞いたものです。
そう言う人は自分から行動を起こそうとはしない。
別に介護に限った話ではないが、そんな人は多いです。
はっきり言います。行政や政治家は色んなことを要求されることを迷惑に思ってます。
それは介護事業者側の姿勢も大いに影響があります。
一例をあげる。
ケアマネの会に招待された議員の話。
グループに分かれると、あるケアマネがものすごい細かいことを聞いてくる。当然、区議なんて制度の隅々まで知っているわけではないので知らないと答えると、「そんなことも知らないんですか」と小バカにする態度をとるやつがそこそこいたそうです。
そんな奴のために何かしようと思いますか?
事の理解を得るためには普段から地道な努力が必要です。
皆さんは議員に日常的にそういう話をしてますか?
自分たちの仕事が高齢者の人生にどれだけ寄与しているかアピールしたことはありますか?
議員の知り合いがいないとか逃げてませんか?
私が事業所連絡会の役員をやっていた時は、いろんな議員の所に飛び込みました。
パーティー券を売りつけられることはありませんでしたが、いくつかの会合に顔を出したりしました。
他の介護事業者の経営者にも必要性を説きました。自分から動く人も数人いました。
それでも変わらなかった。中には「頑張っている人がいるから自分は何もしなくていい」と謎論理を展開して何もしない人もたくさんいました。
敵は強大です。
では、諦めますか?
もう、私はそういう立場にいないし、数年後には引退する予定なので、私は何もしません。
さて、ケアマネの皆さん、どうしますか?