沖縄で防衛局長が宜野湾市長選挙への講和をしたことが問題となっている。当然だ。
局長はどちらかの候補者に肩入れする考えや認識はなかったと釈明したらしいが、それがどうだか分かったものではない。
局長自身が発案したのであれば、私見が入って当然だ。自分にとって都合の良い候補者に投票するよう誘導することも可能だからだ。
つまり政治家ってなんだろうと思う。
我々の代表、といえば聞こえは良いが、あまりに「利」を求めすぎていないだろうか。
議員定数削減の話も出ている。
しかし、比例を削るということは大きな政党に有利に働くことになる。
当たり前だが、言葉では「身を切る」と綺麗事を言って、要は自分たちは大丈夫、という自信もあるのだろう。
私は議員定数は必要ないと思う派である。なぜなら、ただでさえ我々の声は政治に届かないからだ。
だからもっと多くてもいい。そのかわり、議員報酬を半分にしろ、と言いたい。
議員でお金がかかるのは選挙だ。名前を連呼するだけの選挙カー、何の意味があるのだ。
政治家は芸能人じゃない。芸能人なら歌を歌ったりして我々を楽しませることが仕事だが、政治家は我々の生活を安心・安全にする事が仕事ではないのか。
「人は”得”によって近づき、”徳”によって離れなくなる。」とは私の好きな言葉だが、政治家には特に求められる資質ではないだろうか。