今日、全日本卓球選手権女子決勝戦ああ梨、福原愛選手が準決勝で全日本を5回優勝している平野選手、決勝で前年度チャンピオンの石川選手を破り初優勝した。
福原選手は子供のころから「天才卓球少女」といわれ、国際大会では日本のエースに任命され、中国リーグにも参加しているが、全日本選手権のシングルだけは縁が無かった。
プロ野球の清原選手が新人王以外のタイトルを取れなかったように、もしかしたら全日本では勝てないかも、と思っていた。
あれだけの有名選手である。
どんな手でも使ってのし上がろうという選手には格好のターゲットである。
しかし、その包囲網をクリアしてこそのエースである。
本人も分かりすぎるくらい自覚していたことだろう。
肩身の狭い思いもしただろう。
大学を中退してまでも卓球に打ち込んだ決意は相当のものだったと思う。
また、石川選手も立派だった。
調子はよさそうには見えなかったが、堂々とした戦いぶりだった。
二人とも世界選手権ではベスト8に入ったこともある。
是非、「福石時代」で頑張って欲しいと思う。