なぎまろのいるアトリエ ー七宝・彫金 本村工芸美術研究所ー

なぎまろのいるアトリエ ー七宝・彫金 本村工芸美術研究所ー

創業1953年。親子三代続く、七宝・彫金工房。
七宝や金属のオリジナルジュエリー、オーダー制作、教室をしています。
看板猫のなぎたん&まろたんと共にお待ちしております!

本村工芸美術研究所
鹿児島市薬師2-26-15 099-253-2641 予約制 www.motomurakougei.com

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本村工芸美術研究所
鹿児島市薬師2-26-15

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インターミッションです😁
 

我が家には、木工指導員だった父が残したわけのわからない木材がたくさんありました。
質のいい堅木やチークなどは、テーブルや窓枠にしましたが、、、

処置なし(-_-;)、」どうしていいかわからないけど捨てられない木材が

山のように残り、階段した収納に眠っています。主として屋久杉の薄い板ですが、
その中に厚い屋久杉の端材がありました。どうしようもなくて、

昨年、いりませんか?の写真をFBにアップしました。

その時、即手を挙げて下さったものつくりのお知り合いが

見事なテーブルを作ってこられました!



すごい!!綺麗でしょう?
アイアンの脚をつけたら、さらに素敵になるでしょう(⋈◍>◡<◍)。✧

屋久杉は縦に切って、2つの端材の間にレジン(合成樹脂)を流し込み、天板に!
レジンは5層流し込んであるそうです。
青い部分がとても美しくキラキラ輝いています。

河口の雰囲気❤

 

も~、ほんと綺麗です❤

陸地に見立てた屋久杉の割れがいいアジ出して、たまらんです❤

材料が高く、手間もかかるため、数百万するものもザラのようです😲

このテーブルは、レジンが5層流し込まれています。
河口のあたりは、下が濃い紺でだんだん明るい青に変わっています。

複雑な青のきらめきに見惚れます(⋈◍>◡<◍)。✧♡


まろが乗っかってしまいました。凛々しいお顔ですね(*^^)v



これが素顔のまろ(笑)実は、びびりネコです(*´▽`*)

 

早速欲しい方がおられたそうですが

元の屋久杉の持ち主に一度見せてから、ということで、しばし我が家のシヨップに置くことになりました。

見たい方は、是非!いらしてください!



すっかり魅せられて、娘と階段下収納を早速チェック!!
なんと!階段下の奥の奥に、熱さ12センチの屋久杉が眠っていました。
 

新しいアトリエを建てるとき、ちゃんとしていた屋久杉は2枚にスライスしてカウンターにしました。アトリエショップの目玉です(#^.^#)
その時、もう一枚、どうしようもないのがあったことを思い出しました!!

 

今度は、この子の出番だ!!

娘と奥の奥からなんとか引っ張り出しました。外には出せないので、早速写メ!

この屋久杉で食堂テーブルの天板を作りたい!!

レジンを流し込む作業が楽しそう!!お手伝いの名目(笑)で、一緒に作りたい!!!

ということで、数か月がかりのテーブル天板作りに燃えそうです(#^.^#)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1個目のハナミズキジュエリーは、早々にお買い上げをいただくという幸運に恵まれました。
そして、しばらくしたら、絶対に売れます!とおまじないをかけてくださったお客様から、オーダーが入りました。

 

あのハナミズキチョーカーのようなデザインに、結婚指輪をリフォームするというアイデア。
20を迎えるお嬢様にプレゼントしたいというお話でした。


 



この二つのリングをハナミズキチョーカーに作り替えたいというお話、
お母様からのお心のこもった記念すべき日のプレゼントに、

妙のハナミズキチョーカーを選んでくださったことに感激と感謝でいっぱいでした。

まったく同じデザインにはできませんから、お花の向きを変え、

たくさんのメレダイアを葉っぱに埋め込み、豪華なデザインにしました。 

 



温かいお客様のお心に触れて、私たちの心も救われ、それぞれの思いが豪華なチョーカーとなって結実した時の感動は言い知れないものがありました。

仕事をしていると、色々な人と触れ合いますが、
人の心の温かさややさしさに触れたり、お客様と感動を共有したりして、

ものつくりの仕事で生きていくことの喜びを感じます。

また、いいモノを作ろうという意欲がわきます。

 



70年にわたる本村工芸物語に、また一つ美しく温かい物語が追加されたことに

心より感謝申し上げます。
 

 

 

 

 

 

精魂込めて作ったハナミズキのネックレスとピアスがオーダーした方から

完全にキャンセルされて、しばしショックに打ちのめされかかっていたとき、

このデザインをとても気に入ってくださったお客様が、これは素敵だから絶対に売れる!と

断言、おまじないをかけてくださいました(#^.^#)

その時は、お呼ばれしていた鹿児島の老舗デパートの催事に出すつもりにはなっていました。

それでも、販売なるか?はわからないので、まぁそのうち好きな方と巡り合うでしょうと話して慰め合っていました。

 

それに、高度なハイジュエリーの技術を名古屋在住のトップジュエラー、首藤治先生の元で学んだことが生かされたこと、

 


また、妙を応援してくださっている七宝ジュエリーの第一人者中嶋邦夫先生が、とにかく私の作品を徹底的に真似て作ってごらんなさいとおっしゃっていたことが、

その精神でやっていたら、自然にオリジナル制作に転換されたと感じて、学びを形にできたことに意味があった思うことができました。

 

 


そして、とうとう秋の催事がやってきました。
密かに、これが売れたら嬉しいなの気持ちありましたが、ジュエリーでの出展は初めてでしたから、どう展開するか、予想もつきません。
もう無心で出展、でした。それが、よかったのかもしれません。

こうして、お知り合いなどが来てくださる中で、本当に奇跡の出会いが起こりました!!

 

イタリアで買ったけどなくしてしまったジュエリーと似ている!と

一目惚れしてくださったお客様が、ご購入になられたのでした。
ただ、年齢的な面からアコヤパールはなしで使いたいとのこと、

こうして、パールを切った形でお引渡となりました。

 

 



山形屋の担当者の方にも初出展でのミラクルに喜んでいただき、
人生に無駄はないと実感できる思い出に変わりました。

ハナミズキジュエリーは、その後もさらに美しい物語を紡ぎます・・・

それは、また続きをお楽しみに・・(#^.^#)


本村工芸は今年70周年、泣き笑いの長い歴史、また紡ぎます。

歴史を、伝統を新しい形で展開すべく、睦美と妙が奮闘中です。
どうぞ応援してください!