ご家族撮影のご依頼をいただき、
どんなシーンを撮るかのご相談をしていると時々
こどもさんのお写真だけでいいとおっしゃる方がいらっしゃいます。
「私が写っても…」とおっしゃるママや
「僕、写真苦手で…」とおっしゃるパパ。
うんうん、わかりますその気持ち。
私自身もこどもが小さくて子育てにいっぱいいっぱいだった頃、
自分のことは後回しだったので写真に写りたくなくて…
こどもが小さい頃の数年間の私自身が写っている写真はほとんどありません。
こどものかわいい頃の写真…
この頃の私はどんなだった?
今となってはどんな姿であっても(笑)、残しておけばよかったなぁ~と思います。
こどもたちのためでもあり、
私自身のために。
一生懸命子育てしていた頃の自分の証に。
そんな想いもあり、
私が撮影させていただくご家族には
「私はいいです~」というママにも
「一枚でもいいからこどもさんとの写真、残しましょう♪」と言って撮らせていただいています。
撮影していたら楽しくなって
結局一枚でなく、たくさん家族写真を撮られれてます^^
そして「あの時、家族写真を残せててほんとによかった」とおっしゃっていただけます。
写真は撮ったその時より、
数年後、数十年後と時が経った時に価値を増します。
あなたも片付けをしたり、ご実家に行った時などにふと出てきた
ご両親や、祖父母の姿を見て
「わぁ~、お父さん、お母さんの若い頃ってこんな感じだったんだ~。
おじいちゃん、おばあちゃんの昔はこんな感じだったんだ!」
という経験はありませんか?
もしすでにこの世にはいない存在であったとしても
写真から得られる命のつながりのようなものを感じられるのではないでしょうか。
写真はその時その人がそこに確かに生きていた証を残せます。
あなたのこどもさんやあなた自身にとってそんな価値のある家族写真を残していきましょう。