緊急入院・手術してきました | ちかりんのblog

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アラフィフ主婦の日記


こんにちは、ちかりんですニコニコ


先日、妊娠のご報告とお腹の子供の病気について書きましたが

その後、妊婦健診にて帝王切開での手術で出産日が決まりました。

決まった後、子宮頸管の長さを診ていただくと

なんと子宮頸管の長さが1.5cmしかない事が判明。

私も初めての妊娠で詳しく知らなかったのですが

その時21週で、4〜5cmあるのが普通で

2.5cmを切ると切迫早産と診断されるそうです。


よく分からない方への説明ですが、子宮頸管とは子宮口の閉じている部分で

形の例えとして分かりやすいのは膨らませた風船の縛った口の部分の長さと思ってください。

妊娠初期から中期にかけては、硬く閉じています。

お産が近くなるに連れ、段々と縛った口が短くなってきて完全に開いたあと、子宮口が開いてお産になります。


子宮頸管無力症との診断で、

1.5cmとは、本当にお産が近くなった頃の長さであり

何かの拍子に破水してしまう可能性も。

22週以下で破水してお産になると、赤ちゃんを助けることは出来ないと言われました。

そして、このまま入院して子宮頸管を縛る手術をした方が良いと言われましたが


まさかそんな状態とは思っても居なかったので何の準備も無いし

自宅には犬や猫たちが居ますガーン

このまま入院は出来ないと断り、翌日の入院にさせて貰いました。

初期からこれまで、お腹が張ると言うのをあまり感じた事が無かったのですが

それも子宮頸管無力症の特徴らしいです。

とりあえず、妹に連絡をして急だけど泊まりでペットたちの面倒を見て欲しいと頼み了承してもらい

帰宅してやらなきゃならない仕事を片付けて

近くまで電車で来てくれた妹を迎えに。

妹が泊まる準備もして なんとか翌日に入院する事が出来ました。

妹がリモート勤務で本当に助かりました。


そして翌日入院して、その翌日の診断では子宮頸管は1cmになっていました。

お腹の赤ちゃんは変わらず元気で、胎動も分かりやすくなって来ています。

破水も出血も一切なく、羊水も十分にあり
赤ちゃんのサイズはこれまでずっと週数相当。


手術がいつになるか決まってなかったのですが、入院翌日に手術室が空き次第の手術になりました。

なのでギリギリまでいつになるか分からないながらも、朝から食事も水も抜いており

喉が渇くしガーン

お腹が張ると子宮頸管がどんどん短くなってしまうので、張り止めの点滴をしていたのですが

その点滴の副作用でめまいと吐き気が🤮

歩けず、看護師さんに車椅子を押してもらう状態。

どうなるんだろ…と思っていたら午後に手術が決定して、決定した40分後くらいにはもう手術室でした。

どうなるか分からなかったので、夫はずっと病院近辺で待機(手術中は何かあった時の同意書などの為に病院内に居なければならないけど、それ以外の時間は病棟に入れない)

硬膜外麻酔での手術でしたが、この麻酔がさらに吐き気に拍車をかけ

手術中は地獄でした。


これまで何度か手術は経験していますが、全身麻酔しか経験した事が無く

意識がある手術は初めて。

吐き気が何度も襲って来て、体は極限に痺れた時のようなピリピリ感

そして、自分の足がどこにあるのか分からない状態が本当に苦しく

吐き気用に受け皿を顔の横に置いてくれてたけど、オェっとなっても腹筋に力が入らずに中途半端なオェなので余計に苦しく、吐けず

ずっと頭の中で「助けて…助けて…」と言ってました


意識はあるけど意識朦朧状態で記憶も定かでは無く、とにかく辛かった。

終わってベッドごとMFICUに運ばれたのですが

その最中に何度もバイタル?(ピ…ピ…ピ…ってやつ)が

ピリリリ…ピリリリ…と よくドラマで病室で危篤になった人の音がしてて

その度に看護師さんに「深呼吸しましょうか」と声をかけられ、深呼吸をするのもしんどく

後日聞くと、酸素濃度が低くなっていたそうです。


手術後もずっと吐き気で すぐ危篤の音がしてしまい

あまりにも吐き気が酷いので、本当は翌日までしなければならない点滴を外して良いと先生が言ってくれて

外したらようやくラクになりました。

手術は無事に終わり、お腹の赤ちゃんも元気。

術後の夜ご飯も常食(お粥でない食事)を完食。
ってかむしろ足りない…


翌日の診察では、手術のおかげで子宮頸管の長さは2.7cmになっていました。


少なくとも1週間は入院 経過によっては伸びる場合もあると言われていたので、妹にはいつ退院できるかハッキリしないと伝えてありましたが

2/29 入院
翌3/1 手術
翌3/2 MFICUから普通病室へ移動

そしてなんと、3/4に退院出来ました。

経過がすごく良いからと座薬も2日で終わり

張り止めの飲み薬だけで様子を見ましょう


どうする?帰りたい?と聞かれて

帰れるのなら帰れると嬉しいですがと言うと

今日帰っても良いよと言う事になり、次の診察日を決めて会計して帰宅となりました。

退院前には子宮頸管の長さも3cmを超えていました。

長引かなくて良かった〜と心底思いました。

とても良くしてくださった先生や看護師さんには感謝しか無いです。

本当に気遣ってくださって、安静に出来るように看護師さんたちが身の回りのお世話をしてくださいました。


ただ、ご飯がとにかく少なくて

たった4日間の入院で1キロ痩せました笑


院内は一切撮影禁止なので写真などは無いのですが

妊婦用の常食は、ご飯180gに オカズは、メインが1品と副菜が2品、汁物があったり無かったり。

パンの場合は8枚切り2枚と、マーガリンやジャム サラダ、フルーツ 飲むヨーグルトや牛乳など

メニューだけ見ると充分そうですが

米食の時のオカズがメッチャ少ない滝汗

例えばメインが煮物だったら、1cm厚くらいの大根1枚(半月切り×2枚)と魚半身。

副菜はオクラ4〜5本に海苔の佃煮が少しかけてあるものや、茹でた野菜が少しなど、本当に質素なオカズ。

茹で野菜もサラダとかもフルーツもですが、普通なら2口で食べちゃうような量で

汁物には具はほとんど入ってない。

少なすぎて…しかも美味しくは無いし…


でも、妊婦用に栄養を考えてあるメニューのはずなので

自分がどれだけ普段食べすぎているのか分かりました。



食事の時間も、朝は8時、昼が12時、夜が18時くらいで

朝はお腹空いてて まだかな〜ってずっと思ってるし

昼は まだお腹空いてないよ…でも後でお腹空くから食べておこ。だし

夜は早すぎて、夜中から朝にかけてお腹が空いて仕方なかった(持ち込み食禁止)


病院内にコンビニやカフェはあるものの

勝手には出ていけないし、食べられません。


そして帰ってきたら1キロ痩せていたので、あんな食事してれば運動一切出来ず寝たきりの状態で妊娠中期でも
体重コントロール出来るんだなって思いました。

食事時間の間隔とかも、真似すると良いのかも。


とにかく、切迫早産と言われた時はまた大きなトラブル…と思いましたが

無事に手術が終わりましたので安心しました。

マイナートラブルが無かった分…大きなトラブルが多いですが💧

本当は、安定期に入ったら臨月まで月に1度くらいキャンプしようと思ってましたが

キャンプはやはり辞めておこうと思いましたキョロキョロ

また何かあったら、赤ちゃんの命もかかってるし

周りに迷惑もかけますからね

もちろん、子宮頸管無力症は私が何か無理なことをしたからなった訳では無いのですが。

なるべく安静にして過ごすように努力しようと思いますニコニコ