かなり久々の更新。
ご無沙汰してしまいました。
前回の更新は2023年の2月……
1年ぶりの更新ですが、この1年間で色々とあり過ぎて
実は……
今、妊娠6ヶ月です。
本当は、産まれるまではblogに書くつもりは無かったのですが(超超高齢だし、母子共に無事に産まれる保証が無いので)
リアルでも家族と、1番よく会う友達1人と、つい最近会った近所の友人1人にしか打ち明けていません。
親戚や近所の人にも伏せてほしいと、正月に義両親にもお願いしました。
義両親はやはり安定期に入ったら言えると思って居ただろうし、言いたかったと思います。
産まれるまで言わないでとお願いしたら
「え?!だって………」と言われましたが
無事に産まれる保証ないので、と説得したら何とか了承してくれました(本当に黙っているかどうかは分からないですが)
重い内容の経過もあり、実家の家族のグループラインで経過報告として話しましたが
私の実母があまりにも…興味ないんだなと感じてしまい
誰かに聞いて欲しくなってここに書く事にしました。
リアルで周りの人に内緒にしてるのに、全世界に公開ってどう言う事?って感じですが 笑
リアル知人は誰もこのblogを見てないだろうと思うので
お腹の赤ちゃん、もちろん自然妊娠ではありません。
何せ、48歳での妊娠ですからね…
産まれる時には49歳です。
高齢での妊娠・出産に対しては賛否あるのは重々承知しております。
ネットでも「親のエゴ」「高齢親では可哀想」の意見も多々目にします。
そう思う理由も理解できますが、私たちの家庭の事なので、批判的な意見はこの場では飲み込んで頂ければ幸いです。
7年以上に及ぶ不妊治療に終止符を打って、特別養子縁組里親になり4年間
残念ながらご縁が無く、このまま年齢を重ねれば
よりご縁が遠のくだけ、と思い
里親を辞めて代理出産を考えていました。
代理出産の前に、最後の最後にと思って自分のお腹にした胚移植が、結婚してから14年目で初めて着床してくれました。
今回の治療では2度目の移植でした。
凍結胚は4個あり、1回目ダメで 2回目もダメだったら残りの2個は代理出産に使おうと思っていました。
今回、これまでの不妊治療では聞いたことも無かった検査などもありました。
子宮内フローラ検査をすると、子宮内の善玉菌がゼロ という事でサプリメントと膣座薬を使い善玉菌を補充
子宮鏡検査も初めてしました。
着床の窓、と言う検査も初めてして、着床のタイミングがズレているという事でした。
今までの治療の時は聞いたことも無かった検査や治療。
それらが功を奏したのかは分からないですが…
本当の本当に最後と思った2回目の移植で着床してくれて、無事に6ヶ月に入りました。
SNSやネットで検索しても49歳での出産した人なんて見つからず(有名人では時々居ますが)
"超高齢出産"とタグで検索しても、30代後半の人とか40歳の人とか出てきます💧
病院でも、この年齢での出産は全く居ない訳ではないけどほとんど無い、と。
そりゃそうですよね。
まず、この年齢で妊娠するのが本当に難しい訳ですから。
リスクがとても高いのは分かっていたので、趣味のキャンプもお休みして大事に過ごしました。
吐き気を伴うツワリが全く無く
眠気と、食欲があり過ぎてすぐにお腹がすいてしまうだけで(これらもツワリの一種らしい)
体重は1ヶ月に1キロ増えてしまいました(増えすぎ)
普通は、妊娠初期はツワリで食べられなくて体重が減っちゃう人が多いんですが
初期に増えすぎてしまったので、今頑張って体重コントロール中です。
出産したい産科クリニックがあり、予約していましたが
高齢なことと、5年前に子宮筋腫の手術をした影響で
子宮が妊娠に耐えられるか分からない(子宮破裂の恐れがある)との事で、手術した病院に診療情報提供をして貰いに行きましたが
執刀医の先生が既にいらっしゃらないと言うことで、カルテ上の事しか分からず、これでは詳しい事が分からないという事で、
そのクリニックではお産が出来ない事になって総合病院に転院しました。
その総合病院での1度目の妊婦健診で、赤ちゃんに難病がある事が発覚。
超音波で、赤ちゃんの内臓や血管をチェックしていた先生が
「あれ………あれ………」
となり
「何か問題がありましたでしょうか?」
と聞くと、
「いや、問題って言うわけでは無いんだけど…」と濁しつつ
他の先生たちを招集。
気付けば数人の先生が集まり、小児科の先生も呼ばれました。
暫くの間、何があったのか教えて貰えず不安しか無かったですが
結果
内臓錯位(ないぞうさくい)症候群
一部の内臓が通常とは逆に出来てしまっている。
(我が子の場合は、胃と肝臓が逆になっている)
多脾(たひ) 症
通常は1つの脾臓が、分割して何個かできている
と言う事でした。
ただ、小児科の先生が詳しく診てくださり
幸いにも心臓や血管には問題が無い。
なので、長生き出来ないとかは無さそう。
産まれてから手術や治療は必要なく、問題なく生きていけると思う。
と言う事で、一安心でした。
これは非常に珍しい事だそうで、
内臓逆位(ぎゃくい)と言って内臓が全部逆の人はそこそこ居て、特に問題が無い事が多いけど
内臓錯位の場合は、9割方心臓に重い疾患があり、産まれても長生き出来なかったり、大変な手術を繰り返さなくてはならない事がほとんど。
下半分の内臓だけが逆で、心臓に問題が無いのは非常に珍しいです!と言われました。
本当に、不幸中の幸いとしか言いようがありません。
病気があっても産むつもりでいましたが、大変な手術をする事になれば苦しいのは赤ちゃん本人ですから…
そして、最初のクリニックでお産ができなくて残念に思って居ましたが
転院した事により、病気が分かったので良かったなと。
ちなみに念の為に書いておくと、この病気は母親の高齢とは関係が無い、原因不明の病気だそうです。
ネットで調べた限りでは、内臓錯位は1万人に1人 多脾も1万人に1人という事でした。
ただ、まだ赤ちゃんが小さいですから100%安心とは言えないでしょうし
他に何か、産まれてから分かる事もあるかも知れないとは思っています。
普通は4週間程度に1度の妊婦検査だけですが
赤ちゃんに病気がある為に、妊婦健診とは別日で小児科にもかからないとなりません。
当然予約はしてますが、かなり待たされてほぼ1日がかりになる検診。
それが倍になるって事で、負担もありますが
普通のママは月に1度しかお腹の赤ちゃんに会えないのに、月に2回会える
しかも、超音波検査の時間が30分以上かけてジックリなので、長く会える。
そう考えたら、他の人から羨ましいと思われるかも知れません。
実際30分以上も超音波検査してると、薄暗いし眠くなっちゃうし
あと、超音波検査の時の四角い枕が高過ぎて、長時間だと首が……
そして待合に何時間も待たされて、すごい疲れるけど……
それに、新生児の方の診察は妊婦健診の補助が受けられないから普通よりお金かかるけど…
そして、前回はちょっと逆子ぎみと言われていた赤ちゃんが、6ヶ月に入り完全な逆子に。
それから、前置胎盤で産道が塞がっているかもしれない事も発覚しました。
前置胎盤も大量出血のリスクがあるようですし、産道が完全に塞がっていたら帝王切開になります。
妊娠全体の1%くらいだそうです。
もう、初めてのお産なのに色んな要素があり過ぎで…
13年以上かかってようやく妊娠出来たと思ったら、こんなに色々なことがあるとは。
でも、お腹の赤ちゃんはとっても元気で動いて居ます。
ずっと妊娠出来なかったけど、もっと早く妊娠していたら、育てる体力が無かったかも知れないと自分では思って居ます。
だからと言って、49歳で出産で良かったとは決して思わないけど
ずっと、27歳くらいから原因不明の手指の腫れと痛みなどに悩まされてきて
異常に疲れやすかったり、アレルギー症状なども色々悩んできました。
色々あり過ぎて忘れたくらい、色んな症状に悩まされて苦しんできた。
35度以下の低体温だったり、危篤の人と同じくらいの血圧だったり
起き上がれないような回転性めまいや耳鳴り、謎の股関節や膝の痛みで歩けなかった時期もあったり
紅斑などにも悩まされてきた。
体力が無さすぎて、疲れると締め付けるような激しい頭痛で吐いたり。
友達と会うにも、前後の予定を空けないと難しかった。
それがここ数年、体力がついてきて、1人で愛犬達を連れて色んな所に出かけて居ます。
片道300キロ弱を1人で運転したりもしました。
全て、ソロキャンプを始めてからです。
1人で全てやらなくてはならないソロキャンプ、体力必要ですが
帰ってきてからのテント干しやギアの片付けも早いです。
キャンプのお陰で体力ついたのか、自律神経整って体調良くなってきたのか分からないですが…
1人でどこだって行くし、何だってします。
これがキャンプのお陰だったら、もっと早くにキャンプと出会っていればなぁ😅なんて
なんとか、無事にお産をして
2人目を迎えれたら良いなぁと願うばかり。