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最近、仕事から帰宅してリラックスしている時に、癒しの音楽(睡眠導入的な)を聴いています
そこで気づいたことは
あたたかな思い出や気持ちが溢れて来て、涙がこぼれてしまいまい、
“ああ、私は泣きたいんだな
まだまだ心は傷ついているんだな”
ということ
閉ざされた心を開放して
今の本当の自分に気づき
ありのままでいること…
癒しの音楽を聴けば
単純に気持ちが軽くなって
明るくなれると思っていたけど
違いました
悲しみにも寂しさにも感謝にも愛しさにも向き合って
そのままの自分を大切にしてやる
私にとって
本当の癒しはそれなのかもしれません
夫が旅立って5年
近いうちに
1人旅に出ようかと思っています
少し前に息子と韓国旅行へ行きました
3泊4日の旅でしたが、私的メインは2日目、KTXに乗って慶州にある世界遺産の仏国寺に行くことでした
ハングル表記をスマホや旅行ガイドを駆使して解読し、バスに乗り田舎道を揺られて、仏国寺に到着しました
バスの運転があらいらしいことは予備知識として持っていましたが、本当にガンガン飛ばして横揺れ縦揺れお構いなし笑
日本ならば、苦情が出るレベルでしたが、それはそれで楽しかったです
平日で少しお天気も悪かったせいか、観光客も少なく、ゆっくりと観ることができました
仏国寺の後は、ファンニダンギルへ移動して、ランチをし、街並みを散策してタンフルを食べたのですが、このタンフルがとても美味しかったです
あまりに美味しかったので、ソウルでリピしてしまいました
それにしても、ハングル表記が殆どで、1人ではとても行動出来なかったと思いますが、息子がスマホのアプリを上手く使って素早く対応してくれ、ストレスなく地下鉄やバスに乗ってあちこち行けたのには、流石若者は違うと感心しました
楽しかった旅行ですが、こうして旅に出かけられるのは、留守を預かってくれる子供達、付き合ってくれた息子のおかげであり、そしてそう言う家庭環境を残してくれた夫のおかげです
夫への想いは、いつまでも変わることはないけれど、全てが有限ならば、少しでも前を向いて楽しいことを探しながら過ごせたらと改めて思いました
もう少しで
夫が天に召されてから
五年と言う月日が経ちます
変わらないと思い込んでいた
私自身も
周りの様々なことも
あの頃とは違います
変わることが怖くて
変わったら大切なものを
忘れて
記憶の中から
失ってしまう気がしていました
これから先も
私は変わり続けるのでしょう
それでも
私の心には
夫はいつもいます
いつも家にいて
子育てに明け暮れていた私の
今の姿を見て
夫は少し心配しながら
優しく微笑んで
見守ってくれていると信じて
ゆっくり
楽しく歩いて行こうと思います