あっという間に咲いたかと思ったら

もう散りゆく桜。

春爛漫の満開の桜を愛でる季節は

本当に短い。

花散らしの雨に ハラハラと散っていく桜を

眺めながら 毎年 思うこと。

良寛さんの唄

「散る桜 残る桜も 散る桜」

父の葬儀の時 特攻隊の仲間が送ってくれた

弔電でした。

桜は日本人の生き方を思わせてくれます。

自分の命の花を 精一杯輝かせて

その時がきたら 潔く散っていく。

命の時間の長さは問題ではない。

それぞれが 自分の命の一瞬一瞬を

大切に 生き切っていけばいい。

そう思います。