“We are what we eat”

大好きで敬愛する アリス ウォータースの

言葉です。

私は 若い頃は そんなことを考えたことも

なく、今思えば いい加減な食生活をおくって

いました。

身体にとって 食べるものが非常に大事だと

いうことを 頭で理解したのは 子供が成長

し始めたころでしょうか。

食育に触れる機会があってから いろいろと

学びました。

そして 自分の身体の不調から 身をもって

身体は身体に入れるもの 食 水 空気から

大きな影響を受けるということや 心が

身体に与える影響もまた 大きいということも

学びました。



アリスは オーガニックの母と呼ばれ、

五十年以上前に カリフォルニアのバークレーに

一軒のレストランを開業しました。

多くの人がファーストフードを日常 食べていた

時、地域の農家さんと繋がり 命を育む食の

大切さを 身をもって実践しながら 訴えて

きました。

読むこと 書くこと 計算を学ぶ前に

心身を育むものを食べることが大事。

学校に農園を作り 子供達と収穫して 調理して

みんなで楽しく 頂く。

そんな活動を世界中で展開しています。



今 世の中には たくさんの物が溢れ

日々コマーシャルで流される 魅力的な

物たちから 私たちは 選択をしているわけ

です。

食品も 毎日 家庭の食卓にのぼる料理、

外食するレストラン、通販、テイクアウト

など 様々なものが 流通しています。

でも それらに含まれる 材料(肉 魚

野菜 調味料など)について どれだけの

人が 考えているでしょう?

そして それら 口に入れるものが

どれだけ 私たちの身体に影響を及ぼすか?


地元の顔の見える農家さんが 丹精込めて

栽培する野菜を なるべく 余計なものを

加えず シンプルに調理する。

それは まさに 大地と太陽のエネルギーを

身体に取り込むということです。

そして 何より大事なことは

どのように 食事をいただくかということ。

好きな仲間たちと 楽しく 感謝して

いただく食事は 心にも身体にも 

いい波動を流してくれることでしょう。

そんな食卓を目指したいな。


先日 昨年来日した アリスの様子を伝える

映像を 友人と一緒に観ました。

あらためて 食の大切さを思い 農家さん

に感謝しました。

そして アリスがとても 日本をリスペクト

してくれていることを 誇りに思いました。

日本には先人たちが残してくれた

たくさんの知恵があります。

例えば 発酵の文化は 最近とても見直されて

います。

そんな日本の素晴らしさを伝え 

守っていきたい!

と心から思いました。