美しく咲き誇った桜も あっという間に

潔く散っていき、季節は初夏に

入ろうとしています。


このコロナ禍の三年は

世界は激しく揺れ動き

生活スタイルも 私たちの意識も

大きく変化していきました。


そんな中 感じたことは 

どんな時も 自分の中心を見失うことなく 

心穏やかに 日々の暮らしを大切に

したいということです。


コロナのおかげで ベクトルが 

より自分の内側へと向かったことは

とてもありがたいことです。


仏教の教えに 六波羅蜜(布施 持戒

忍辱 精進 禅定 智慧)があります。

布施とは 自分の大切なものを

見返りを求めず 他に提供すること。

それは お金に限らず、優しい言葉がけや

笑顔でも いいのです。

そして 他に心から差し出したものは

循環して 自分に戻ってきます。


先日 ちょうど一粒万倍日の前後だったかと

思いますが、日頃 宅配の野菜を

届けてくれるお兄さんに 感謝を伝えたいと

ずっと思っていたので、

思い切って 小さなポチ袋に500円玉を

入れて 「いつもありがとう」と言って

渡しました。

元気がよく 明るくて とても感じのいい

お兄さんで、いつも ありがとうという

言葉はかけていました。

ポチ袋を渡すと とても喜んでくれて

次の時に 「この間はありがとうございました。

早速ハーゲンダッツ買っちゃいました。

高いから普段は買えないので。」と

笑顔で言ってくれました。

私もとても幸せな気持ちになりました。