先日 ヤンリーピンのシャングリラを観ました。

踊る精霊といわれる ヤンリーピンの舞は この世のもの

とは思えない 別次元のものでした。


ヤンリーピンの 孔雀の精の舞は 愛と調和の波動に溢れ

まるで極楽にいるような 恍惚とした 不思議な感動で

胸がいっぱいになり 涙が出ました。

ヤンリーピンは 雲南省出身で 自然と共に育ちました。

自然の中に宿る神を身近に感じ、

神を敬い 歌い 踊る 民族の伝統の中で

その感性は育まれ、自然そのものが 彼女の先生でした。

自分は 鳥や虫に 踊りを習ったと 言っていました。

ヤンリーピンの「シャングリラ」を観て 感じたのは

雲南省やチベットの人々は 自然と共に暮らし、自然を

大切にし、彼らにとって 祈ることが 生きるということ

だということ。


先日 初めて 訪れた土佐。

そこには 山や川 そして 海といった、日本の故郷の

原風景がありました。

人々にとって 身近な 自然の営みがありました。

昔 田舎の川で泳いだり 魚を捕ったり、山で野の花を

摘んだりしたことを 懐かしく思い出しました。

緑の森の中で 鳥のさえずりを聞いていると

とても 心地よく 穏やかな気分になります。

人は 自然に抱かれると あるがままの 本来の自分を

思い出すのでしょうね。

時に 自然は 私たちに 厳しい試練も与え、導こうと

してくれます。

人も 大いなる自然、宇宙の中で 生かされている

尊い命なのだと あらためて 感じました。