皆様、明けましておめでとうございます!

昨年末の スリランカの旅は ホントに 心に残る

素晴らしい旅でした。

私は 「Blue Lotus Club」を主宰していますが、

オリジナルの スペシャルな旅を 今年も企画したいと

思いますので よろしくお願いします。


さてさて、今回の スリランカ根活の旅のクライマックス

について 書きたいと思います。


世界遺産の街キャンディから 車で40分くらい走った

山の中に 「サマディ センター」はあります。

門をくぐると そこは 現実から離れた 別世界でした。

森の中の広い敷地に点在して建つ 古い建物を

宿泊施設として 利用していて、 ここには 様々な

大きさや 間取りの部屋があります。

周りは 木々に囲まれ、聞こえるのは 鳥のさえずりと

風の音。

最小限の電灯、そして 食事は 燭台の灯りで…

夜は 真っ暗闇の中、 移動は懐中電灯で。

まさに ネイチャー リゾートです。

朝日が昇る頃 ヨガで 身体を整えたあと オーガニックの

野菜中心の 美味しい朝食をいただきました。

昼間は アーユルヴェーダの施術を受けたり、

マーケットや 紅茶工場を見学したりしました。

夜は おじさんが灯してくれる燭台の灯りで

美味しい夕食を頂きました。

ここには テレビもラジオもなく 特別な場所に

行かなくては ネットも繋がらなくて、トイレも

シャワーも外だったり…

虫もいるし、雨の後 ヒルに食われた人もいました。

最後の夜は 停電になり、真っ暗闇の中 蝋燭を頼りに

夜を明かしました。

えーっ!びっくり ぽん という状況を経験して、

いかに 私たちは 日本で 便利な生活をしているかと

いうことに 気付かされました。

夜も明るく、 テレビやネットから 情報は溢れ、

水もお湯も 使い放題。

設備の整った家に住み、必要なものは いつも 近くの

コンビニで 手に入る…

そんな暮らしが 当たり前だと思っています。

でも 昔は 日本でも 田舎ではトイレが外だったりしたし、

夜は 今より暗かったし 停電も時々ありました。

このネイチャーリゾートは 私たちが もっと 自然と親しかった

頃を思い出させてくれました。

木々や 風、虫たち、暗闇 そして 月や星々を 身近に感じる

ことの素晴らしさに 気づかせてくれました。

私たち旅の仲間にとって この サマディセンターは

忘れられない場所となりました。

燭台のテーブルを囲んで みんなで食事している時

なんだか はるか昔に 修道院で、 この仲間で 同じように

食卓を囲んでいたような そんな不思議な感覚に とらわれ

ました。

そして 最後の夜 オーナー夫妻の部屋にあった キリスト像を

見て、それって 本当かもって思ったのです。

とても神秘的で不思議なお部屋でした。

このサマディセンターの オーナー夫妻の 奥様は 日本人で

昨年「世界 こんなとこに日本人」というテレビ番組に

出られていて、 この時、あっ あのホテルだわ! って 思い出し、

これまた びっくりでした。