気仙沼で 「森は海の恋人」運動をされている

畠山重篤さんの お話を伺いました。

牡蠣の養殖をされていた畠山さんは 海の環境を

守るには 海に注ぐ川、さらに その上流の森を守る

ことの大切さに 気づき、 漁民による 広葉樹の植林

活動 「森は海の恋人」運動を始めました。

牡蠣は 海の中の植物プランクトンを餌にして 成長

していきます。

そして その 植物プランクトンは 森の木々の落ち葉から

できた腐葉土の栄養分が 川の流れと共に運ばれて

増えていきます。

海の環境は 森、川、そして 川の沿岸の里の環境に 大きく

影響を受けます。

そのことに 改めて 気づかされ、 自然の循環の大切さを

思い知りました。

あの 3・11 の津波で 気仙沼の海から 全ての生き物が

消えたそうです。

でも 「森は海の恋人」運動のおかげで 海中の 植物

プランクトンは 豊富に 生き残っていたそうです。

今は この 畠山さんたちの運動は 世界的に 認められて

ルイ ヴィトンが 全面的に バックアップしているとか~

(なぜ ルイ ヴィトンが?って… ちゃんと理由があるのです)

皇后美智子様も とても 関心を示されていらっしゃるそう。

なんて 素晴らしいんでしょう!

The sea is longing for the forest.
The forest is longing for the sea.

柞 (ははそ) の 森 …

木々の生い茂る森は 全ての命を育む 母のよう

皇后美智子様のお詠みになる歌にも この 「柞 」が

よく使われているそうです。

自然から教えてもらうことの 大きさに、 改めて

感動し 感謝しました。