昨秋 息子が 中国に赴任してから 中国の情勢が とても


気になります。


中国の悪いニュースばかりが目につき、 心配なことだらけ


でした。


昨年末 初めて 上海を訪れて 自分の目で現地を見てからは 


少し ホッとしました。


そして その後も 息子から 生活が快適なことや 周りの中国人が


いい人だということを 聞いて 随分安心しました。


それでも やはり 中国の情勢には とても関心があります。


先日 テレビで、 稲盛和夫さんの経営哲学が 中国で 大人気だと


伝えていました。


そして 今日も 日経ニュースに、 稲盛さんの経営哲学を学ぶ


中国人が増えているという記事がありました。


世界で最も個人主義だといわれる中国では 拝金主義のもと


自分だけが儲かればいいという考えで みんな 富を追いかけて


きましたが、 今 少しずつ 違和感を感じる人が増えているようです。


心の空虚さを感じている人が 出てきているようです。


稲盛さんの哲学、 仏教の六波羅蜜が 中国で 浸透していくことを


願わずにはいられません。


六波羅蜜とは 布施(人に施す)、持戒(やってはいけないことを守る)、


忍辱(耐え忍ぶ)、精進(努力する)、禅定(心を鎮める)、智慧


そして、 足るを知る ということ


自分だけの利益ではなく 他人
のこと、 地球のことを 考えて


共生していくことが大切な今、 中国だけでなく 私たち日本人も


同じく 考えなくてはいけないことだと思います。


上海



上海