私が ママ育コンシェルジュとして いちばん伝えたいことは
「自然と調和した生き方」 です。
私たち人間も 大いなる自然の一部であるということ、
そして 私たち人間は 自然の中で 生かされているということ、
奢ることなく、 ほかのたくさんの生命と共存して 自然と調和して生きていく、
それが 本来の人間の姿だと思います。
でも 人間は いつしか この自然をコントロールし始めて、 自然界の
法則を乱してきたのではないでしょうか・・・
人間の暮らし方が変わると 自然界も変わってくるでしょう。
そんな 自然が教えてくれる すてきなお話があったので ご紹介しますね。
福島・南相馬市で絶滅危惧種「ミズアオイ」が確認されました。
フジテレビ系(FNN) 10月4日(金)13時10分配信
津波で壊滅的な被害を受けた福島・南相馬市で、全国的にも珍しい花「ミズアオイ」が咲いていたことが確認されました。絶滅が心配されていたミズアオイが、再び息を吹き返したことに、地元の人たちは何を感じ取ったのでしょうか。水に浮かぶ鮮やかな青紫の花に、アオイのようなハート形の葉。
ついた名前は「ミズアオイ」。
ミズアオイは、用水路や水田に自生し、夏から秋にかけて花をつける。
しかし、このミズアオイが見られるのは、全国でもごく一部となっている。
絶滅の可能性が高まり、絶滅危惧種にも指定されている。
そのミズアオイが9月、意外なところで見つかった。
地元の住民は、「青が、何とも言えないきれいさだよね」、「ずっとそこで仕事していたけど、こんなになっているとは、気づかなかった」などと話した。
南相馬市原町区の沿岸部の住宅や田畑は、津波にのみ込まれた。
東日本大震災から2年6カ月、突然現れた絶滅危惧種に、地元の人たちも驚いている。
ミズアオイは、なぜこの場所で花を咲かせたのか。
地元の住民は「震災の影響で、ここ2~3年、田んぼをつくらない分、農薬の影響が全くなくて、こういうふうに増えたのだと思う」と話した。
津波がきっかけで、再び、はい上がってきた命。
そんなミズアオイから、あるメッセージを読み解くことができるという。
福島県自然保護課の酒井 浩さんは、「大津波という自然現象だけじゃなくて、人の営みが変わってくることによって、自然環境も変わってくるということは、よく考えていかなくちゃいけないことだと思いますね」、「今回の災害っていうのが、もともとあったそういう課題に対して、大きな問題を投げかけてると思いますね」などと話した。
地元の人たちも、メッセージを受け取っていた。
地元の住民は、「この花だって、1つひとつは、そんな強い花じゃない」、「1本だと弱いけど、これだけそろえば、何ものにも負けない、台風にも負けない」、「わたしたちも一緒だね」、「原発にも負けない」などと話した。
助け合って生きていく、それは、ミズアオイも自分たちも一緒。
住民たちは、少しでもミズアオイが見やすくなるよう、草刈りを始めた。
そこに、うわさを聞きつけた人々も、ミズアオイを見にやって来た。
ミズアオイを見に来た人は、「感謝です。はっきり見えるから、すてきだね」と話した。
絶滅危惧種のミズアオイは、何かを訴えかけるように、りりしく咲いていた。
最終更新:10月4日(金)13時24分