今日は娘の21歳のバースデーです。
子供たちの誕生日のたびに 私は 彼らが生まれたときのことを思い
感無量になります。
結婚してすぐにスリランカで暮らしていた私は 息子と娘の二人とも
ぎりぎり飛行機に乗れる 妊娠8か月で 実家の福岡に帰って産みました。
そして 特別に 予防接種を何種類か 早めに済ませて（今 考えると 恐ろしい・・・）
生後1か月の子供を抱いて また スリランカへと戻りました。
最初の子 長男のときは つわりがとてもひどくて、苦労しました。
何も食べられなくなり、 食べたいと思えるものは すべて 日本の食べ物・・・
日本のリンゴ、ところてん、カルピス、お寿司など
スリランカでは 手に入らないものが なぜか 食べたくて、 日本に出張する方に
頼んだりしていました。
私はやせ細っていき、 ほとんど寝たきりになり、 精神的にも弱っていました。
そんな時 日本人会の友人やスリランカの友人が 励ましてくれて 力になって
くれたことは 忘れられません。
もう 子供は無事には生まれないだろうと とても不安になったりしましたが、
実家のある福岡の病院で 長男は無事に生まれました。
二人目の 長女の時も つわりはひどかったものの 最初ほどではなく、
8か月の時に 2歳の長男を連れて 大きなお腹をした私は また 飛行機に乗って
福岡に帰りました。
今は亡き父も 今年90歳になる母も よく長男のめんどうを見てくれて
産後も とてもお世話になりました。
今思うと 幼いながら 長男はとても聞き分けがよく いい子だったなあと 思います。
そして 娘が生後1か月の時 また 私は 長男の手を引き、娘を 抱っこして
ひとりで スリランカへと戻りました。
そんなことを思い出し、 二人とも よく 元気に無事に育ってくれたと 感謝せずには
いられません。
