スリランカには 七つの世界遺産があります。（六つが文化遺産で一つが自然
遺産です）
多くが 仏教遺跡です。
スリランカは 小乗仏教の国です。
国民の7割が仏教徒だそうです。
街には 多くの仏像やお寺があり、 仏教は身近な存在のようです。
白いジャスミンの花を お供えして、 祈りを捧げることなどは 日常のことです。
キャンディーという世界遺産の街には お釈迦さまの歯が祀ってあるお寺が
あります。 湖を中心に広がる 美しい古都です。 日本の奈良のような街です。
毎年 キャンディーでは ペラヘラという 大きな祭りがあり、 たくさんの人々が
訪れます。
きらびやかに飾りを施した たくさんの象たちが 練り歩きます。
私が住んでいたコロンボ市内の公園でも 像をよく見かけました。
スリランカには 像の孤児院もあり、 ムツゴロウさんも よく来られたようです。
スリランカに暮らして、 日々 お寺から聞こえてくる読経の声や あちらこちらで
見かける 仏様にお供えする花を売る女性達の姿に、 いつしか 私も この国に
根付いている仏教の香りを 心地よく感じていきました。
