日本で最も患者数の多い疾病は 高血圧だそうです。


でも 血圧の基準って どうやって決めているのでしょう?


1999年までは 最大血圧が160ミリ以上 最少血圧が95ミリ以上が


高血圧とされていたのですが、それ以降は 最大血圧が140ミリ以上


最少血圧が90ミリ以上になりました。


この数値から判断されて 降圧剤が処方されます。


検査の数値だけで 健康状態を判断することには 疑問を感じます。


ひとりひとりの体は それぞれの個性があり、みんなが同じように


数値の高低で測れるような 単純なものではないと思います。


ところで、血圧は自律神経と密接な関係にあります。


自律神経は 活動の神経である交感神経と 休息の神経である


副交感神経とが バランスをとって働き、 体の機能を自動調節して


います。


血圧は 交感神経が優位だと上昇し、副交感神経が優位になると


下がります。


免疫学の権威の安保徹先生は、「血圧はその人の生き方によっても


大きく変動する。 活動的で気迫ある生き方をしている人は 交感神経が


優位の生き方だから 血圧は高めで安定している。 反対に、 のんびり


穏やかな生き方をしている人は 副交感神経が優位で 血圧も低めで


安定するのが普通だ。」と 言われています。


生き方も 人それぞれ、 血圧も 人それぞれ ということですよね。


なんでも数値で判断する今の世の中には とても疑問を感じます。


そして 何より 自分の体のことは 自分がいちばんよくわかっている


はずなのに、きっと 現代人は その勘が鈍っていて 数値で測ってもらわないと


わからないのかもしれません。


自分の体の声が聴けるように いつも感覚を磨いておきたいものです。



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