義父が97年の生涯を終え、旅立ちました。
枯れるように 静かに・・・
その97年の人生を思った時に 人生って その人が主役の 大切な
世界に一つだけの物語だなあと 感じました。
そうしたら 今日 「みやざき中央新聞」に <これからの医療者には
一人一人の違う人生に限りない興味をもってほしい> という記事が
載っていました。
科学は繰り返し再現実験をして同じものが再現しないと嘘だと判断するが、
物語には たとえ再現できなくても意味がある。 これからの医療者には
一人一人の違う人生に 限りない興味をもってほしいと・・・
キーワードは 「物語の一般性」 と「瞬間の真実」
決して繰り返しがきかないが 重要な意味があるということです。
お葬式は その人だけの物語を偲んで その物語を認めて 拍手をおくって
見送ってあげることかしら・・・
一人一人の物語は その人にとって かけがえのない命の記録ですもの。