私たちの着る服の真の代償は?ザ・トゥルー・コスト | カイとわたしの場合~オーストラリアx自閉症xシンプルライフ

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高校生になった自閉症児カイと、シングルマザーのわたし。オーストラリアはメルボルンにて、ふたり暮らし。そんな私たちの毎日を綴っています。

今日は午前中、WarburtonにあるBlue Lotus Water Gardenまで足を延ばしてきました。
 
ここはLotus、蓮の花が綺麗なガーデンです。

 

 

 

 

のんびり~

 

 

 

 

大人18ドル、子供は15歳以下無料です。
コンパニオンカードも使えましたよ。
 
シーズン中のみオープンしているので、機会があったらスクールホリデー中に行ってみてくださいね。
 
 
 
〇〇〇〇〇〇
 
 
さて、こんまりさんの番組を観るために契約したNetflixですが、以前から観たいと思っていた映画がいくつかあるのでちょこちょこと観ています。
 
 
そのうちの一つが、【ザ・トゥルー・コスト】。
 

 

ファストファッション業界の裏側に迫ったドキュメンタリーです。
 
最近でこそエシカルファッションとかいう言葉が知られるようになってきたとは思いますが、世界的にはまだまだ認知されてないですね。
 
数年前にバングラデシュのアパレル工場で大規模な崩壊事故が起きて、千人以上の方が命を落としたことは皆さんの記憶にも残っているかと思います。
 
このドキュメンタリーでは、このような途上国のアパレル工場での劣悪な労働環境をメインの焦点として、ある意味使い捨てとなっている現代のファストファッションにかかわる問題を次々に浮き彫りにしていました。
 
私もあのバングラデシュの工場のニュースは覚えていたし、日本語だといわゆる「プチプラ服」を作っている人たちがかなり不当な安い賃金で働いているであろうことも知っていました。
 
でも、このドキュメンタリーで目にした現状は、想像以上にひどかった・・・
 
ファストファッションは、人権問題だけじゃなくて、環境問題や健康被害にもかかわる問題だったんですね。
 
 
この映画を観て、すごくショックでした。
 
 
私にも責任があるんです。
だってファストファッションブランドから服を買ったりしたことがありますから。
安いからって衝動買いもしたし、結局あまり着ないまま処分しても罪悪感を感じませんでした。
 
「安いから」
 
でも、この映画を観たら、もう今までと同じ感覚で服を買うことは出来ないなと思いました。
 
いきなり、全てを、というのは難しいかもしれない。
でも、今から自分にできることを始めないとダメですね。
 
「買い物は投票」
 

 

そんな言葉を思い出しました。
 
 

 

 

 

 
ファッションは多くの人にとって自己表現のひとつ。
 
でも自分が身に着けるその一枚が、誰がどんな風に作っているのか。
この服を作るために払った真の代償は?ということ。
 
そういったことも知ったうえで、私たちは何を着るかを選択していかないといけない時代になっているんですね。
 
 
 
ショッキングだけど、観てよかった。