今日FBで目にした情報。
昨年このブログでも紹介した自閉症ドキュメンタリー映画”Life, Animated"が、『ぼくと魔法の言葉たち』というタイトルでついに来月から日本でも上映開始ということです!
(以前の記事は最後にリブログしてありますので、よかったらそちらも読んでくださいね)
このドキュメンタリーの主人公・オーウェンは、サスカインド家の二男として生まれました。
生まれたときには発達に問題は見られなかったのですが、2歳の頃から突然言葉を発さなくなります。
そんな彼についた診断は、広汎性発達障害・自閉症。両親はショックを受けながらも、彼を大切に育てていました。
映画は、このドキュメンタリーの主人公で自閉症者のオーウェンが、卒業を控え社会に出る直前の学校の授業風景からはじまります。
彼が言葉を失い、そして取り戻す過程。言葉を取り戻した後も、学校でのいじめなどといった困難や、自立や失恋、そして親亡き後というこれから起こりうる困難。これらを現在の風景やインタビュー、過去のホームビデオ、そしてディズニーアニメーションとオリジナルアニメーションで臨場感豊かに、前向きに描き出します。
オーウェンの自閉症傾向が強く、言葉を発さなかった時期でも熱心に見ていたディズニービデオ。
映画は、このドキュメンタリーの主人公で自閉症者のオーウェンが、卒業を控え社会に出る直前の学校の授業風景からはじまります。
彼が言葉を失い、そして取り戻す過程。言葉を取り戻した後も、学校でのいじめなどといった困難や、自立や失恋、そして親亡き後というこれから起こりうる困難。これらを現在の風景やインタビュー、過去のホームビデオ、そしてディズニーアニメーションとオリジナルアニメーションで臨場感豊かに、前向きに描き出します。
オーウェンの自閉症傾向が強く、言葉を発さなかった時期でも熱心に見ていたディズニービデオ。
彼にとってディズニーの物語は、目の前の人や社会を理解するための枠組みとなりました。
ディズニーアニメ特有のオーバーなアクションや豊かな表情は、自閉症の彼にとっても理解しやすい物語だったのです。
オーウェンにとってディズニーアニメは、自分自身と外界をつなげる媒介のような存在。
オーウェンにとってディズニーアニメは、自分自身と外界をつなげる媒介のような存在。
この映画の見どころは、このオーウェンの外界との媒介であるディズニーアニメとオリジナルアニメーションを使うことで、逆に外界の私たちが彼の想像力豊かでオリジナリティ溢れる頭の中の世界をかいま見たように感じられる表現がなされているところだと感じました。
続きはLITALICO発達ナビのサイトへ
映画の予告編にも日本語字幕がつきました。
実は先日この映画のDVDを購入して、ちょうど昨日の日本人ケアラーサポートグループのミーティングでも上映会をしたところだったのです。
私も映画館とDVDで何度か観たはずなのに、昨日みんなと一緒に観ていたらやっぱり泣けてしまいました。
好きなことを活かして伸ばす教育、そして自立への道、自閉症児を育てる親の気持ち・・・
色々と共感したり、カイのこれからと重ねて考えたりして、うるうる~。
映画終わって振り向いたらみんなも泣いていました。
それぞれに感じるところがあったようです。
この映画、先日のアカデミー賞でも長編ドキュメンタリー部門でノミネートされていましたね!
『ぼくと魔法の言葉たち』の公式ホームページはこちらになります。
お近くの上映劇場情報はこちらからチェックしてみてくださいね。
ふだん自閉症児と関わっている方だけじゃなくて、沢山の人にぜひ観て頂きたい映画です!!