でも最近、ちょっとまた他動というか衝動性が強くなってきたかな？
という感じもします。
突然だだーーーっと走り出すことが結構あります。
もちろんもっと小さい頃は、これがカイくんの「普通」でした。
でもそれがだんだん落ち着いてきて、カイくんと外出しても、
走らずに「歩いて」いられるようになってきたんですけどね～
また急にダッシュしたりすることが増えてきたので、母は汗ひやりです。
さらに昔と違って、今はスピードが段違いに速いっ
特にスタートダッシュ。さらに汗ひやりです。
追いかけるの容易ではありません。
旅先でもカイくん、ちょこちょこやってくれてましたよ。
スーパーとかに行くと、突然店内を猛スピードで駆け回り始めたり・・・
買い物はたいていおじいちゃんかおばあちゃんと一緒に行ってたので、
そんな時は私の手に持っていたものを一瞬で手渡して、
私は全速力で追いかけることができました。
何度かこんな大おにごっこを繰り広げてました。
旅先に来てまで何やってんだ私・・・＾＾；
そしてカイくんのすごい速さに、おじいちゃんもおばあちゃんも目がテン(笑)
こんな衝動性の他にもカイくんの困ったことがもう１つ。
それはカイくんの車輪好きです。
乗り物のタイヤとか車輪とか、それはもう大好物です。
「車輪が好きなくらい、いいじゃな～い？」と思われる？？
いやでもね、世の中にはあちらこちらに車輪とかがあふれてるわけで・・・
例えばこれ。
（写真はGoogle画像検索で拝借）
分かります？
よく年配の方が乗っている電動三輪車？(正式名称なんていうの？)です。
カイくんコレを見かけると、ぴゅーっと走って行って、
この電動三輪車の目の前に立ちはだかり
車輪の動く様子を間近で観察しようとします(￣Д￣；；
いきなり子供が目の前に走って来て 電動三輪車に触ろうとするんですから・・・
乗ってる方は、もうびっくり
今回の旅先でも、町を歩いている時にカイくんがこの電動三輪車を発見してしまい、
私の一瞬の隙をついて目の前に飛び出していってしまいました。
乗ってたおじいさんは、びっくりして急ブレーキ、そして目がテン。
そりゃそうだ。
そばで見ていたおばあちゃんも、目がテン。
慌てて私がカイくんをがっちりつかまえて
「すみません、この子車輪が好きなので」と言ったら、
おじいさん「へ～車輪が好きなんだ。アッハッハー」と大笑いしながら行ってしまいました。
そして昨日もありましたよ。
Colesでトートバッグを買った話なんかをさわやか～に書いてましたが、
実はColes内でもやってくれちゃってたのです。
私たちの近くをベビーカーに赤ちゃんを乗せたママさんが通り過ぎた時・・・
「やばいっ」と思ったのですが、もう遅かった。
先にも書いたように、カイくんのスタートダッシュはすごいんですって。
カイくん、ベビーカーの目の前にぴゅーーんと走って行ってしまい、
ベビーカーをがしっとわしづかみして下の車輪を覗きこもうと・・・・。
私が追いついた時には、ママさんびっくりしちゃって「？？？」状態。
それでまた「すみません、すみません
」とカイくんをベビーカーから引きはがしました。ママさん「いいのよ～」とニッコリ笑ってくれました。
その後もチラチラとこちらの様子を見ていたので、
カイくんのこと「あの子はもしかして何かあるのかな・・・？」と思ったかな？
その他、カイくんは車椅子にもかなり敏感に反応します・・・。
そしてこういう時、人々の反応はたいてい二つに別れます。
ひとつは、このママさんみたいに「いいのよ～」と笑ってくれる人。
先の電動三輪車のおじいさんもこのタイプですね。
もうひとつは、こちらが謝っているのに何も言わず、
「なんだコイツら」的な視線をちらっと送るだけで私たちを無視して行ってしまう人。
後者は、あらちょっとヤな感じ～と思ったりしますが、
迷惑をかけたのはこちらの方だしね。
「この人きっと今日すごく嫌なことがあってイライラしてたのかもね。そんな時にごめんね～」
と心の中で思うようにしてます
なんてえらそうに言ってますが、私だってもしカイくんが自閉症でなかったら・・・
後者の方々のような対応を絶対にしなかったか？
と聞かれると自信ないかも。
やはりカイくんの自閉症のおかげで、私は人として色々成長したのかも～と思いますわ。
人によって取り方が違うかもしれないですが、
アッハッハ～と笑ってくれる人の方が私は気が楽です♫
でもね、カイくん。
皆さんこうやって笑ってくれるのも、君がまだ５歳だからだと思うよ。
５年後も同じことをしてたら、多分皆さんあんまり笑ってはくれないような気がするよ・・・
あ～ 一体いつになったら、カイくんの車輪好きはブームが去るんでしょうか。
もしかして、ずっと去らなかったりして？！
それは嫌すぎるぅ～～
車輪好きなのもいいけど、ほどほどにして欲しいと思う母でした。
それとも、こんな車輪好きを活かした仕事ってないかしら（笑）
最後に、メルボルン在住のみなさま。
もし街中で車輪に執着している男子を見かけたら、それはうちの息子かも知れません・・・
ご迷惑をおかけすることもあるかもしれないですが、
ただ今社会勉強中の身ですので、
温かい目で見てやっていただけると非常に嬉しいですm(_ _ )m
＊今日もブログに遊びに来てくれてありがとう＊
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