テクノロジーと自閉症 その1 ~自閉症児向けサイト | カイとわたしの場合~オーストラリアx自閉症xシンプルライフ

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高校生になった自閉症児カイと、シングルマザーのわたし。オーストラリアはメルボルンにて、ふたり暮らし。そんな私たちの毎日を綴っています。

今週はカイくんの学校では、Educational Week(教育週間)となっています。




「子供だけではなく親もお勉強しましょう!」ということで、


保護者向け自閉症関連のプレゼンテーションが水曜日に学校のキャンパスで開催されました。




カイくんとわたしの場合




Kids wtih ASD and technology; A perfect match?




テーマは自閉症児とテクノロジーについてです。


プレゼンテーションを行ったのはメルボルンにあるSwinburne大学のオースティン教授。




Swinburne大学は特にIT・テクノロジー系に強い大学なのですが、
オースティン教授はその中でも自閉症児とテクノロジーとの関係について研究されているそうです。


プレゼンテーションの中で、教授は自閉症児に有効なウェブサイトなどを紹介していました。



まずは、Model Me Kidsというサイト。(クリックでサイトへ)


これは特にアスペルガーや高機能自閉症児向けのもので、


普段の生活の中でどのように人とコミュニケーションを取ればいいのか、


その実例が詳しく示されています。




コチラからいくつかのサンプルが視聴できるようになってます。


例えば「人に挨拶するとき」は、きちんと「相手のほうを向き」
「目を合わせて」「Helloと言う」といった感じで、かなり具体的です。




そんなの当たり前じゃ~~んと思うかもしれないですが、
自閉症・アスペルガーの人にとっては、そこまで具体的に教えてもらわないと分からないんです。


お次はThe Transporters



これは自閉症児に感情表情を教えるためのプログラム。

こちらでお試し版が観られます↓



これを観るとわかるように、人面機関車トーマスみたいなもんです(笑)

やはり自閉症児は電車好きな子が多いので、効果的なんでしょうね( ̄▽+ ̄*)
ちょっとキモい気もしますが…

感情や表情の認知も自閉症児の苦手とする分野なので、
これでお勉強しましょう~ということです。



そしてWhiz Kid Games



こちらも自閉症児向けに作られたゲームなのですが、
なんとSwinburne大学が製作したものだそうです。

カイくんの学校の生徒も協力したようで・・・いわば共同開発?( ´艸`)

お試し版がこちらで見られます。(クリックでサイトへ)

このゲームは Premier's Recognition Award というデザイン賞も受賞したようです!

カイくんとわたしの場合

かわいいキャラクターが出てきて楽しく学べるゲームです。
無料なのでよかったらお試しくださいな~



長くなったので、次の記事に続きます。

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