小高い丘の上の一軒家に 

お1人で暮らしている

 

 

とても上品でかわいらしい

女性の利用者さん

 

 

高齢で認知症ですが

いつ訪問しても穏やかです照れ

 

 

リビングの椅子に腰かけると

窓からはお庭の梅の木が見えて

 

 

梅の花が咲いていてもいなくても

 

 

毎回毎回

少女のように目をキラキラさせて

このお話をされます乙女のトキメキ

 

 

 

 

この間うちの梅に

 

 

一羽のうぐいすが来たの

 

 

そのうぐいす

 

 

鳴き方が下手なのよー

 

 

だから私は言ったの

 

 

 

「あなた下手ねー

もっと上手に鳴きなさい。」

 

 

 

そしたら飛んでってしまった!

 

 

 

 

でも2.3日してまた来たの

 

 

どうしたのと聞いたら

 

 

 

私に言われたから

一生懸命練習してきたんだって!!

 

 

しかも

友達をたくさん連れてきて

 

 

皆で合唱してくれたのよ

 

 

 

音譜.•*¨*•.•*¨*•.¸¸音譜

 

 

 

 

春夏秋冬

 

 

この話を聞かない日はありません

 

 

 

うぐいす物語?の展開

こっちから

「次こうなるんでしょ?」

とツッコミそうになります

 

 

でも最近

 

 

もしかしたら実話?

メルヘンチックで素敵

 

 

 

と思ったりしてます乙女のトキメキ

 

 

 

認知症になり

子供の頃の純粋な心に返って

 

 

 

自然や動物と会話が

できたりするのかも…とおねがい

 

 

 

どうせ同じ話なら

あーぁ 始まった!

ハイハイハイと聞くより

 

 

 

梅の木にうぐいすの合唱音譜

 

 

 

一緒に妄想?して

ワクワクするほうが楽しい

 

 

 

音譜.•*¨*•.•*¨*•.¸¸音譜

 

 

 

 

ヘルパーだからできるのですが

家族なら無理かな(私には)

 

 

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございましたラブ