在宅介護をされている方のブログを読んでいると

頭が下がる思いでいっぱいです

 

なぜなら…

私も過去にアルツハイマー型認知症の義母と

同居していたのですが

 

無理ムリーーーえーん

 

介護の仕事をしているのに

仕事だと楽しいのに

 

身内の介護もできない者が他人の介護なんて

恥ずかしい事だと思っていました

 

 

ここからは言い訳ですが…

 

夜中に家族みんな起こされたり

 

買い物に行ってパトカーで送ってもらったりパトカー

 

毎日毎日「カツオのたたき」を買ってくるし

 

私が作ったひじきや里芋の煮物など箸もつけず

お刺身やお惣菜を一人で食べたり

 

思春期の子供が部屋にこもるしショボーン

 

 

あの時期の私は顔色も悪く表情も口調もきつく

「まるで別人だった」と今でも友人に言われます

 

 

義母は出逢ったころから買い物が大好きで

化粧品はポーラでないと!

お肉は○○牛でないと!

パンはパン屋さんで買わないと!

美容室は毎月行かないと!

 

料理は嫌いでお惣菜ばかり

 

この間「お惣菜パーティー」のブログ書いたので

これに関しては人のこと言えないねニヤリ

 

 

旦那は一人っ子なので同居することが決まって

すぐにお義父さんが亡くなり…

その頃から認知症状が出始めていたのでしょう

 

カードでじゃんじゃん支払っていた借金が

引っ越しの片付けの時に郵便物で判明爆弾

 

 

仕方なく金銭管理することになり

年金から少しずつ借金は返済しましたが

 

お小遣い制になった義母は買いたい物も存分に買えず

毎月の美容室にも行けず

鏡台の前でぼんやりと過ごすようになりました

 

旦那は出張が多く当時3人の子育てと仕事もあり

無理ムリーーーえーん

少しでも刺激・メリハリのある生活を!と綺麗ごとを言って

デイサービスとショートステイを利用しましたが

 

足と気持ちはとっても元気なので歩く歩く!

で施設で転倒して骨折入院

 

退院後「身体拘束同意書」にサインしましたショボーン

 

 

いよいよ家では限界と判断しグループホームに入所

毎月回転寿司に連れていくことはできました

 

1年後グループホームで転倒し入院

 

肺炎を併発してしまいました

病院に駆けつけると蘇生マッサージをしていて…

旦那は間に合わず最期は私が看取りました

 

あの時…どこか淡々とした自分がいました

 

書きながら封印していた感情が解放されていく気がします

 

 

在宅介護は「光の見えないトンネルの中」

とおっしゃた方がいました

 

私はヘルパーをしていたので少しは介護業界が解り

真っ暗闇の中を知ることもなく幸運なのに

 

「別人格」になるくらい

結局は介護保険サービスに頼りっきりでしたドクロ

 

  よろい 」

護  「 まもる 」

 

相談できる人をみつけて介護保険を上手に利用して

自分にもしっかりと「よろい」をつけて

大切な人を守ってほしいです!

説得力ないかもしれませんが…

 

最後まで読んでくださって

本当にありがとうございましたグリーンハート