私が支援させていただいた中で

要介護度は重度の方でした

 

娘さんは働き盛りの看護師長を退職され

在宅介護をされていました

 

娘さんの負担を軽減することが目的なのに

看護師という職についておられたこともあり

 

大切なお母様の介護を安心して任せられる

ヘルパーになるのはとても大変でした

 

 

ベッド上での

手浴 足浴 陰洗 清拭 更衣 体位変換

表情を観ながらの介護

 

いつも娘さんが一緒で

元看護師長ということもあり

安心もありますがかなり厳しくて

毎回緊張しながら訪問していました

 

手際悪くて

きっといつもイライラしていたと思います

 

7年たって、最期の日を迎えました

 

娘さんと一緒に最期に

全身を清拭した日のことは忘れません

 

基本 ヘルパーは亡くなられた時点で

入ることはできませんが…

 

この時間からボランティアになります

クビになってもいいです!

 

ヘルパーでなく

人としてそう思いました

 

在宅介護は本当に大変です

出口の見えないトンネルにいるようだと

娘さんは仰っていました

 

買い物や美容室

外出はもちろんのこと

 

時間ごとの経管栄養や体位変換があり

 

食事や睡眠もとれない現実がありました

 

 

 

ここからは個人的な話ですが…

ある日 お墓参りに行くと

その方のお名前を見つけました

 

なんと同じ墓地であったことがわかりました

 

 

きっとご縁があったのでしょう

出逢うべくして出逢ったのかもしれません

 

不思議なことは本当にたくさんあります!

 

封じ込めていた想いがあふれてきて

思うように書けませんが

 

出逢えたことに感謝して

 

私は介護の仕事を続けさせていただいています

 

ありがとうございます照れ